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第62回 阪神ジュベナイルフィリーズ特集 2010年12月12日(日)15時40分発走 阪神競馬場 芝1600m

明日に輝く2歳女王決定戦 阪神芝1600m〔Aコース〕

コース図(阪神芝1600m)

例年より時計が速い

 06年から現在の阪神芝1600m外回りで施行。08年からは従来より1週繰り下がり、5回阪神開催の2週目に行われるようになっている。同開催は前半4日間がAコースを使用。後半がBコースを使用。したがって、今週はAコースを使用。なお、06年、07年もAコースで行われた。芝は洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態。4回開催終了後、痛んだ場所の補修などを行っており、良好な馬場となっている。前週日曜日に行われた千両賞(2歳500万)の勝ち時計は1分34秒1の好時計。全体的に例年より速く、今年は1分33秒台の時計が出る可能性がある。

 スタート地点はバックストレッチの中間からやや左寄り。平坦のスタートで、3コーナー手前にある内回りコースへの分岐の所で上り坂がある。そして、すぐに下りがあり、緩やかな3〜4コーナーのカーブを回ると、4コーナーの出口からは緩やかな下り。最後の直線の半ばまで下がり、そこからすぐに待ち構えるのはゴール前の急坂。Aコース時の最後の直線距離(外回り)は473.6m。幅員は24〜28mに設定されている。

底力が要求される厳しい流れ

レース写真(阪神芝1600m)

 06年は前半600m通過が34秒4、後半600mが34秒8と、前後半に加えて中盤にもあまり緩みがない厳しい流れ。結果、勝ち馬ウオッカのタイムは1分33秒1。これがレースレコード。07年も前半600mが34秒4。後半600mが35秒7と、上がりの時計がかかる前傾ラップ。勝ち馬トールポピーのタイムも1分33秒8の好時計でまとまっており、当然のように差し・追い込み馬が上位を占めた。ブエナビスタが勝利した08年は前半600mが35秒2、後半600mが35秒6。前2年よりも少しゆったり流れたが、全体の時計がかかる(勝ち時計1分35秒2)タフな競馬となり、逃げ・先行馬が壊滅。そして、昨年は前半600mが35秒1。その後も平均ペースで流れ、勝ち馬アパパネら上位陣は末脚を生かす馬が占めた。

決め手上位ならば外枠でも

 馬場状態によって勝ちタイムにはバラつきがあるが、一貫しているのはスローペースにはならないのが特徴。1200mや1400mでデビューし、勝ち上がってきているスピード馬が出てきやすい関係で、自然とペースが上がる可能性が高くなっている。そして、この時期の牝馬にとって阪神外回り芝1600mを前々で押し切ることそのものが、非常に難しい。差し・追い込み馬が台頭しやすくなっている。06年以降の枠順成績は、今のところ1枠と8枠が1勝。7枠が2勝を挙げている。コース形態と開幕2週目であることを考えると、内が有利のようにも見えるが、今のところそうでもない。外目を回っても決め手上位の馬が突き抜けている。

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