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スクリーンヒーロー 突如現れた銀幕のスター[2008年]

2006年のJCデーにデビュー

 ディープインパクトがジャパンCを勝った2006年11月26日。その前日の東京ダート1600m戦で、スクリーンヒーローは13番人気4着というひっそりとしたデビューを終えていた。

 翌2007年11月25日、アドマイヤムーンがジャパンCを制した。このとき、スクリーンヒーローは左前脚の剥離骨折を癒すため牧場で過ごしていた。ここまでの戦績は12戦2勝、勝った2戦はいずれもダート1800mだ。ラジオNIKKEI賞2着やセントライト記念3着としぶとい脚を見せたこともあったが、注目されることのほとんどない、未完成の存在といえただろう。

 だが2008年8月、北海道で戦列に復帰したスクリーンヒーローは、瞬く間に頂上へと駆け上がっていくことになる。

4歳にして本格化。JCへ

スクリーンヒーロー写真

 まずは1000万下・支笏湖特別を、11か月ぶりの不利を克服して勝利。続く札幌日経オープンでも2着と善戦してみせる。準オープンのオクトーバーSでは、後の天皇賞馬ジャガーメイルに交わされたもののハナ差2着を確保。そしてアルゼンチン共和国杯では、そのジャガーメイルを逆転する勝利で重賞初制覇を飾る。4歳にしてようやく本格化を果たしたスクリーンヒーローは、勢いに乗って第28回ジャパンCへと殴り込んでいった。

 この年のジャパンCは日本馬優位。変則二冠を達成した3歳のディープスカイ、天皇賞・秋で歴史的死闘を制したウオッカ、凱旋門賞遠征から帰国したばかりのメイショウサムソン、菊花賞馬オウケンブルースリ、グランプリホース・マツリダゴッホなど豪華な布陣を敷き、ペイパルブルやシックスティーズアイコンといった外国勢を迎え撃った。

一気に頂点へと駆け上がる

 そんな中でもスクリーンヒーローは9番人気と低い評価しか得ていなかったのだが、この馬の上昇度はとどまることを知らなかった。

 ネヴァブションのゆったりとした逃げで進んだレースは、直線で壮絶な追い比べへと移行する。前を交わそうとマツリダゴッホとウオッカが懸命に脚を伸ばすが、そこへ外からねじ伏せにかかったのがスクリーンヒーローだ。1完歩ずつ詰め寄ると遂には抜け出し、遅れて差してきたディープスカイを半馬身従える形でゴールへと飛び込む。

 長らく目立たぬ場所を歩んできた馬が、復帰からわずか3か月半、重賞初制覇からたった3週間という速さで、国際G1の高みへと到達。それはまさに、突如現れた銀幕のスターのようなサクセスストーリーだった。

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