JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場

ランド 日本を知る名手が導いた勝利[1995年]

外国人ジョッキーの先達・ロバーツ騎手

 往年の名騎手たちが技を競い合うエキシビション・レース「ジョッキーマスターズ」。その第2回に騎乗したマイケル・ロバーツ騎手の姿を、懐かしく見守ったファンも多かったに違いない。

 ロバーツ騎手は1968年にデビューし、テイエムオペラオーやメイショウサムソンの父として知られるオペラハウスの手綱も取ったという大ベテラン。欧州各国でビッグレースを制し、1991年・第11回ジャパンカップではテリモンに騎乗、1993年はワールド・スーパー・ジョッキーズ・シリーズにも参戦している。また1994年に日本で短期騎手免許制度がスタートすると、いち早くこれに着目、1995年の春に取得・来日してイブキニュースターでフラワーCを勝つなど活躍した。

強豪も埋もれる顔ぶれ

ランド写真

 そのロバーツ騎手が「日本に向く」と陣営に勧めたことから、1995年・第15回ジャパンカップに挑むことになったのがドイツ所属のランドである。

 ランドは、祖父Surumu、父Acatenangoに続いて独ダービーを制し、同レース親子3代制覇という偉業を成し遂げた馬。その後もバーデン大賞、ジョッキークラブ大賞、ミラノ大賞典といったG1を勝利し、ドイツを代表する強豪として知られていた。

 ただ、この年のジャパンカップはつわもの揃いだった。日本には前年の三冠馬ナリタブライアン、最強牝馬ヒシアマゾン、宝塚記念2着のタイキブリザードらがいた。外国勢としてはアメリカ芝戦線の中心的存在であるサンドピットとアワッド、仏ダービー馬エルナンド、豪G1をいくつも勝っているデーンウインなどが出走。またジャパンカップでは日本馬が3連勝中ということもあって、今回も人気は日本勢が中心、ランドは「外国馬の中の1頭」程度の位置付けに過ぎなかったのである。

ヒシアマゾン以下を完封

 ところが、そのランドが実にパワフルな走りを見せつける。調教の際からダートコースを中心に自らの脚取りを一歩一歩確認するような動きをみせていたが、実戦でも、その馬力を遺憾なく発揮するような駆けっぷりだ。中団から好位へと上げ、そして直線では粘るタイキブリサードを交わして力強く抜け出し、懸命に追ってきたヒシアマゾン以下を完封してみせたのである。

 日本の競馬を熟知する名手に導かれて、さほど注目度の高くなかった馬が鮮やかに栄冠を勝ち取った、そんなレースであった。


>> 叩き合いを制したデットーリ アルカセット

ホーリックスマーベラスクラウンシングスピールアドマイヤムーンスクリーンヒーローエルコンドルパサートウカイテイオー|ランド|アルカセット

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN