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歴代優勝馬ピックアップ

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燃える闘志で世界の強豪相手に大仕事
1993年 レガシーワールド

歴代優勝馬ピックアップ

前年のジャパンCで4着に入っていたレガシーワールド。それから一年、勝利からは遠ざかっていたが確実に力をつけ、大舞台で一世一代の大仕事をやってのけた。

強力な外国馬を前に6番人気

1993年の第13回ジャパンカップには、強力な外国馬が大挙来日した。米ブリーダーズCターフ勝ち馬コタシャーン、伊ダービー馬で凱旋門賞2着のホワイトマズル、アーリントンミリオンを制したスターオブコジーンといった面々だ。

日本ダービー馬ウイニングチケット、名ステイヤーのライスシャワーを中心に迎え撃つ日本勢。だがここに、引退したばかりのメジロマックイーン、故障療養中のトウカイテイオーがいれば、と思わずにはいられなかった。

ある意味では小粒な日本馬の中で、静かに闘志を燃やしていたのが6番人気のレガシーワールドだ。重賞とオープンを3連勝して臨んだ前年は10番人気ながら4着と大健闘。その後、有馬記念2着、アメリカJCC2着、京都大賞典2着と勝利には届かなかったものの着実にパワーアップを果たす。この日は勝利への飢えを懸命に抑え込むように小刻みなステップを踏む姿が印象的だった。

早め先頭から力強く押し切る

そしてレガシーワールドは、実戦でそのファイティングスピリッツを全開にし、大仕事をやってのける。

直線の坂を駆け上がりながら先頭に立つレガシーワールド。背後からウイニングチケット、ドイツの雄プラティニが迫る。大外ではコタシャーンも、ジョッキーの“ゴール板誤認”から立て直しての猛追だ。が、これらを1馬身4分の1差で振り切ったレガシーワールドは、G1初制覇をこの大舞台で達成する。

充実期を迎えた馬体と闘争心とで掴んだ、大きな大きな勝ち星だった。