G1特集 第35回 ジャパンカップG1特集 第35回 ジャパンカップ

有力馬情報

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ラブリーデイ 外国馬を迎え撃つ日本のエース

ラブリーデイ
天皇賞(秋)でG1・2勝目を飾ったラブリーデイ

前走天皇賞(秋)はやや混戦ムードの中、1番人気での出走。クラレントがハナに立つ展開でペースが落ち着き、前半は少し行きたがるところを押さえる形だったが、好位を確保。手応えよく最後の直線に向くと、力強い伸びを見せ、長い東京の直線を抜け出して優勝した。展開的は恵まれたものの、ポイントであった東京のG1で結果を出せたことが大きな収穫だ。ジャパンCにも十分にメドが立ったと言える。今年重賞6勝と、凄い勢いで勝ち鞍を重ねている。名実ともに国内現役最強馬の座につきつつある。日本のエースとして外国馬を迎え撃つ。

ミッキークイーン 大仕事に挑む二冠牝馬

ミッキークイーン
秋華賞を制し牝馬二冠を達成したミッキークイーン

前走秋華賞は大外枠からの発走だったが、落ち着いて中団を取りに行き、最後の直線では馬群を割って伸びる競馬で優勝。ローズS2着から巻き返し、春のオークスとともに二冠を達成した。その後はエリザベス女王杯をパス。今回、牡馬相手のジャパンCに挑戦することになった。同厩舎のラブリーデイが強力なライバルだが、斤量差があるので好勝負の期待は十分ある。12年はジェンティルドンナが1着、13年はデニムアンドルビーが2着と日本の3歳牝馬が好走している点が心強い。オークスで見せた切れ味鋭い決め手を武器に、大仕事に挑む。

ゴールドシップ 実績はトップも条件は厳しい

ゴールドシップ
G1・6勝の実績を誇るゴールドシップ

G1・6勝の実績はラブリーデイを凌いで、現役トップの実績。今春の天皇賞(春)では、序盤後方から進むも、2周目の向正面で一気に先団へ押し上げ、豊富なスタミナを生かしながら最後は抜け出した。ところが、3連覇を狙った前走宝塚記念がまさかの15着。大きな出遅れを喫し、全く競馬にならなかった。相変わらず実績馬らしからぬ気難しいタイプだ。東京芝2400mだと、決め手で見劣る可能性が高く、まともに戦っては苦しくなるだろう。なおかつ、休み明け。状況としてはかなり厳しい。今回は地力と意外性に頼らざるを得ないだろう。

ショウナンパンドラ 天皇賞(秋)は惜しい競馬で4着

ショウナンパンドラ
力をつけてきた秋華賞馬ショウナンパンドラ

前走天皇賞(秋)はメンバー中最速タイの決め手を繰り出すも4着。ペースが落ち着いた上、7枠発走で直線は外からの仕掛けになった。イスラボニータやステファノスとともに、終いの伸びは目立っており、非常に惜しい競馬だった。6月の宝塚記念で3着に入り、オールカマーではヌーヴォレコルトを一蹴。その地力が本物であることを証明した。秋華賞を制した昨年よりも明らかにパワーアップしている。エリザベス女王杯に出走していれば、中心視されていたはずだ。ただ、東京の中距離でもやれることを証明。今回の挑戦は決して無謀ではないはずだ。

サウンズオブアース 京都大賞典でラブリーデイの2着

春は天皇賞で期待されたが、ひと息の内容で9着と敗退。8着ラブリーデイとはほとんど差がなかったが、本馬は菊花賞で2着の実績があった。敗因が距離ではないだけに、残念な敗戦であった。宝塚記念はパスして、秋の京都大賞典で復帰。ここでも2着に終わり、重賞勝ちはまたもおあずけとなったが、勝ち馬のラブリーデイが強かった。今回はG1で厳しい展開になるはずだが、芝2400mの方が安定して結果を残せるかもしれない。3歳時の日本ダービーは11着。東京コースの適性がポイントだが、その時とは馬が違う。期待していいだろう。

ヒットザターゲット 重賞を人気薄で激走

これまで重賞を4勝。当初はローカルの平坦巧者との見方もあったが、13年に京都大賞典を優勝。そして今年は目黒記念を制覇。中央場所のG2を勝つまでに至った。しかも、いずれのレースも人気薄での激走。成績が不安定なタイプでながら、意外性を秘める。今年7歳。常識的にはG1まで突破するイメージはないが、14年の天皇賞(秋)では0.2秒差の5着と善戦した。内枠から経済コースを捌くのが得意。加えて馬場は速いほうがいいだろう。その条件に合うようなレースになれば、見せ場以上のシーンがあってもおかしくない。

イラプト 凱旋門賞5着で地力十分

フランスから遠征してきた3歳牡馬。デビューは今年4月と遅かったが、無傷の4連勝でパリ大賞を優勝。秋はニエル賞で4着後、前走凱旋門賞では5着だった。今年の凱旋門賞に日本馬の出走がなく、比較は難しいが、同レース3連覇を狙ったトレヴ(4着)とは差がない競馬だった。単純な地力は高いものがあり、今回の日本馬とも互角に近い勝負ができてもおかしくない。父系はマイル色が強いものの、ミスタープロスペクター系。日本の軽い芝にも十分適応できる可能性がある。実際、タフな道悪よりは良馬場向きの様子。状態さえ問題なければ楽しみだ。

イトウ 道悪のバイエルン大賞でG1初制覇

ドイツから遠征の4歳牡馬。キャリアは10戦6勝で、前走地元のバイエルン大賞(芝2400m)でG1初制覇を飾った。勝ち時計が2分36秒4で、日本のレースと比較するとかなり遅い。元々日本よりは時計がかかる上、重馬場となってはそれぐらいかかるのは当然かもしれない。今回は一転し、軽い高速馬場での一戦。血統的にも父系がサドラーズウェルズで、母父はデインヒルの系統。世界的に成功している血ではあるが、重目のノーザンダンサー系で、東京の瞬発力勝負はかなり苦しみそうだ。主導権を握りたいタイプのようだが、はたしてどこまで粘れるか。

ナイトフラワー 連対率は高い3歳牝馬

ドイツから遠征の3歳牝馬。キャリアは8戦2勝2着が5回で、連対率は高いものがある。前走地元のオイロパ賞でG1初制覇。同レースにはイトウも出走し、4着に下している。ただ、斤量はイトウが60キロに対し、本馬は55キロだった。鋭い末脚を武器としており、終いは堅実に伸びてくるといえそうだ。父はディラントーマスで、母父はパントレセレブル。ともにノーザンダンサー系であり、日本のG1での勝負となれば馬場は渋った方が良さそうだ。シールゲン調教師は11年のデインドリームでJCに出走。騎乗予定のシュタルケ騎手も日本を良く知っている。その点は強みだろう。

アドマイヤデウス 叩かれての上昇に期待

前走天皇賞(秋)は天皇賞(春)からの休み明け。久々の上、大外枠を引かされた。結局、シンガリからの追走となり、芝2000mのG1でも自分のペースは守った。最後の3ハロンはメンバー中最速タイとなる末脚をマーク。11着ながら収穫はあったと言える。上半期では日経新春杯と日経賞を勝利。今回、距離が2400mとなるのはプラスだろう。状態面がひと息で競馬にならなかった天皇賞(春)では悔しい思いをした。本来の力を発揮できれば、ここでも好勝負になっていい。一度叩かれての上昇に期待だ。