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第34回 ジャパンカップ特集 2014年11月30日(日)15時55分発走 東京競馬場 芝2400m

世界に力を示す頂上決戦 東京芝2400m〔Cコース〕

コース図(東京芝2400m)

勝ちタイムの平均は2分24秒台

 5回東京開催最終日に行われる国内最大の国際レース。今開催は9日間の日程で、前半4日間がBコース、後半5日間がCコースを使用。昨年より1日分だけ開催日が多くなっているが、施行時期は例年通りでコース設定も変わらない。仮柵はAコースから6m外に設置されている。芝は野芝にオーバーシード(イタリアンライグラス)した状態で、基本的には良好だ。24日(祝・月)に行われた東京スポーツ杯2歳Sの勝ち時計は1分47秒9(良)。前年のイスラボニータの勝ち時計より2.0秒も遅い決着となったが、レコードタイムとの比較なので仕方がない。06〜10年は良馬場でも47秒から48秒台の決着となっており、今年が特別に遅いわけではない。

 東スポ杯のレコード決着を受けて行われた昨年のジャパンCの勝ち時計は、スローペースになったこともあり2分26秒1(良)。過去10年では最も遅い時計だった。つまり、走破時計はペースによる影響も大きいということになる。一応、平均的には2分24秒台の決着となる。

高次元の瞬発力が必要

レース写真(東京芝2400m)

 東京芝2400mのスタート地点は正面スタンド前直線。スタート後、平坦のホームストレッチを走り、ゴール板を一度通過。そこからグルリとコースを一周する。最初の1コーナーまでの距離は約313m。1コーナーから2コーナーにかけてはほぼ平坦。その後、約450mある長いバックストレッチを通り、3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂。3〜4コーナーにかけては下り坂になっている。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)。最後の直線距離は525.9m。広く雄大なコースとなっている。全馬がフルに力を発揮するには格好の舞台と言える。

 スタートから1コーナーまでは先行争いのため、ある程度のペースでレースは流れる。総じて日本馬の方が外国馬よりもスタートは速く、ダッシュも鋭い。前半600m通過後からペースが落ち着き、向正面直線ではゆったりと流れる。とはいえ、スピードが出やすいコース構造ということもあり、道中で13秒台のラップが入るのはまれだ。後半はラスト800mあたりからペースアップする。最後の直線に入るまで悠長に構えられるような競馬にはならない。最後は11秒台のラップが連続する流れに対応する鋭い瞬発力に加え、なおかつ末脚の持続力も問われる。

 過去10年ではスローペースから平均ペースの競馬が多くなっている。極めて高いレベルの能力が要求される舞台であり、並の実力では通用しない。トップクラスの実績馬でも、高次元の瞬発力が必要なため、そこに対応できるかどうかがカギとなる。東京芝の適性・実績が重要だ。

単勝を狙うなら差し馬

 過去10年の脚質別成績は逃げ馬が【0.0.0.10】。強くて人気もある馬が出ていないこともあり、好走例がない。押し出されてハナに行ってしまうケースは仕方ないが、無理に行ってもいいことはなさそうだ。先行馬は【2.4.4.32】で複勝率は23.8%と高め。意外と人気薄が残るケースもある。

 一方、差し馬は【8.2.3.55】。勝ち馬の80%を占めており、勝率も高い。やはり単勝を狙うならば、決め手がある差し馬がベスト。連対率は先行馬とほぼ互角。追い込み馬は【0.3.3.38】。勝ち切るのは苦しい。2・3着候補となる。そしてまくりが【0.1.0.1】。この好走例は12年2着のオルフェーヴルのみ。

 過去10年の枠順成績による傾向は、結論から言うとフラット。1枠から8枠までまんべんなく勝ち馬が出ている。基本的に枠順の有利・不利はないコースだけに、そう考えていいだろう。ただ、連対率は5枠と8枠が20%で高め。めぐり合わせによるものだろうが、相性がいい。

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