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第30回 ジャパンカップ特集 2010年11月28日(日)15時20分発走 東京競馬場 芝2400m

日本で主流な血統をストレートに狙え

1)ヘイルトゥリーズン系とノーザンダンサー系中心に4大血統の争い

 過去10年の連対馬の父と母父をまとめると、以下のようになる。


 ヘイルトゥリーズン系 4勝・2着5回
 ノーザンダンサー系 2勝・2着4回
 ミスタープロスペクター系 2勝
 ナスルーラ系 1勝・2着1回
 その他の系統 1勝
母父  ノーザンダンサー系 4勝・2着2回
 ナスルーラ系 3勝・2着5回
 ヘイルトゥリーズン系 2勝・2着1回
 ミスタープロスペクター系 1勝・2着1回
 その他の系統 0勝・2着1回

 近年のジャパンCでは日本馬が外国馬を圧倒しており、日本で主流となっている父ヘイルトゥリーズン系、母父ノーザンダンサー系が上位に入ることが多くなるのも当然だろう。

 その他の系統で勝ったのは父がリボー系のタップダンスシチー、2着に入ったのは母父がレイズアネイティヴ系のメイショウドトウ。ただしタップダンスシチーは母父、メイショウドトウは父がノーザンダンサー系だ。

 一応は、ヘイルトゥリーズン系、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系、ナスルーラ系という4大血統の争いと見ていいはずだ。


【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)日本馬はヘイルトゥリーズン系が無難だが……

 血統の“流れ”が異なる日本と外国をひとくくりにして比較するのはアンフェアかもしれない。そこでまずは日本馬についてだけ系統ごとの成績を調べてみよう。

 系統 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
ヘイルトゥリーズン系 4 4 6 47
6.6%
13.1% 23.0%
ノーザンダンサー系 1 4 1 22
3.6%
17.9% 21.4%
ナスルーラ系 1 1 0 7 11.1% 22.2% 22.2%
ミスタープロスペクター系 1 0 0 4 20.0% 20.0% 20.0%
その他の系統 1 0 1 3 20.0% 20.0% 40.0%

 上位入着の多いヘイルトゥリーズン系だが、率としては高くない。ちなみにサンデーサイレンス系が2勝・2着4回・3着3回で勝率4.2%、連対率12.5%、複勝率18.8%。非サンデーサイレンス系は2勝・2着0回・3着3回で勝率15.4%、連対率15.4%、複勝率38.5%。

 またノーザンダンサー系が勝ち切れていないのもポイント。ナスルーラ系はトニービン&ジャングルポケットの「東京大好き親子」が稼いだ数字である。

 まとめれば、日本馬に◎○を打つならヘイルトゥリーズン系かジャングルポケット産駒が無難だが、一発を狙うならそれ以外で、といったところだろう。

3)ノーザンダンサー系外国馬、意外と不振

 続いて外国馬の系統別成績だ。

 系統 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 複勝率
ヘイルトゥリーズン系 0 1 0 1
0.0%
50.0% 50.0%
ノーザンダンサー系 1 0 1 28
3.3%
3.3%
6.7%
ナスルーラ系 0 0 1 9
0.0%
0.0%
10.0%
ミスタープロスペクター系 1 0 0 5 16.7% 16.7% 16.7%
その他の系統 0 0 0 7
0.0%
0.0%
0.0%

 目立つのはノーザンダンサー系が意外と伸び悩んでいること。欧州から勇んで駆けつけたものの、日本の馬場には合わなかった、ということなのだろう。

 勝ったのは中山開催だった2002年のファルブラヴだけで、この馬にはイタリアの速い馬場で好走した実績があった。3着はウィジャボードで、前走は米BCフィリー&メアターフ1着。いわゆる“重め”の欧州でしか実績のないノーザンダンサー系は用なしだ。

 国際レースとあってマイナーな血統の馬が参戦することも多いが、これまた用なしである。

4)ヨーロッパ系と東京2400系の血統に要注意

 東京開催における連対馬から、サンデーサイレンスの血を持たない馬8頭を抜き出し、各馬の父の成績をピックアップしたのが下の一覧だ。

成績
テイエムオペラオー 父オペラハウスは英G1キングジョージなどの勝ち馬
メイショウドトウ
父ビッグストーンは英G1サセックスSなどの勝ち馬
ジャングルポケット 父トニービンは仏G1凱旋門賞勝ち馬
タップダンスシチー 父プレザントタップは米ダートG1勝ち馬
コスモバルク  
父ザグレブは愛ダービー勝ち馬
アルカセット  
父Kingmamboは仏2000ギニーなどの勝ち馬
ウオッカ    
父タニノギムレットは日本ダービー勝ち馬
オウケンブルースリ 父ジャングルポケットはジャパンCと日本ダービー勝ち馬

 ドロンコの馬場で逃げ切ったタップダンスシチーを除けば、欧州の一流レースまたは東京の2400mで実績のある血統ばかりである。

結論

 まずは日本馬だが、母の父が「その他」にあたるナカヤマフェスタとエイシンフラッシュは割引。メイショウベルーガやシンゲンは父ノーザンダンサー系で、ここも勝つのは厳しいか。

 無難な守りの予想ならブエナビスタ、ペルーサ、オウケンブルースリ、ヴィクトワールピサあたりで問題ない。が、ここは父ミスタープロスペクター系×母父サンデーサイレンスのローズキングダムを一番手として推すべきだろう。

 外国馬は、重めだったり4大血統以外だったりと、強調できない馬ばかりだ。

【ローズキングダムの血統表】

【ローズキングダムの血統表】

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