第34回 ホープフルステークス 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
ホープフルステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気に推されたレイデオロが差し切り勝ち。２着には８番人気の伏兵マイネルスフェーンが激走し、３着には２番人気グローブシアターが入った。

１）４番人気までに大半の９勝

過去10年（阪神開催だった2007〜13年までの７年を含む）の人気別成績は、１番人気馬が【3.3.1.3】。昨年のレイデオロら３勝をあげ、連対率60％・複勝率70％。２番人気馬は【2.2.4.2】で14年シャイニングレイら２勝をあげ、複勝率80％はトップだ。以下、４番人気馬が11年アダムスピークら３勝、３・７番人気馬が１勝ずつ。４番人気までに９勝と上位人気馬が勝ち切る傾向が強い。

２着馬は８番人気、３着馬は９番人気まで分布しており、10番人気以下の激走はなし。馬連での万馬券は７番人気ワンアンドオンリーが勝利した13年のみ。上位人気馬が好走する割合が大きく、近２年を含めて堅めの決着が多い一戦だ。

２）キャリア１・２戦の馬が中心

出走馬のキャリア別成績は、１戦の馬が【3.1.3.12】。一昨年のハートレーら３勝をあげ、勝率15.8％・複勝率36.8％でトップ。昨年は３着グローブシアターが該当しており、中山開催の近３年で毎年１頭ずつ３着以内に入っている。出走数最多の２戦の馬は【4.2.6.36】で、昨年のレイデオロら最多の４勝。３着以内数も12頭と最多で、複勝率は１戦の馬に次ぐ25.0％。これらキャリア１・２戦の馬が中心だ。

対して、３戦の馬は【1.3.1.26】で09年ヴィクトワールピサの１勝のみで、近３年は３着以内に入っていない。なお、４戦の馬は【1.1.0.15】で07年サブジェクト、５戦の馬は【1.2.0.10】で13年ワンアンドオンリーがそれぞれ勝利。勝ち馬はすべて５戦以内の馬から出ている。

３）近３年は前走2000ｍ１着馬が勝利

中山開催となった近３年の前走着順別成績は、前走１着馬が【3.3.3.15】。３着以内馬９頭はいずれも前走で勝利をおさめていた。これら前走１着馬の前走距離別成績では、前走2000ｍ組が【3.1.1.8】。昨年のレイデオロら勝ち馬３頭すべて該当している。昨年は１・２着馬が該当しており、連対率30.8％・複勝率38.5％と優秀だ。また、前走1800ｍ勝利組は【0.1.2.4】。勝ち馬こそ出ていないものの、複勝率42.9％と高い。

また、近３年の出走馬の前走上がり順位別成績では前走上がり最速だった馬が【3.2.1.7】。勝ち馬３頭すべて該当しており、連対率38.5％・複勝率46.2％と非常に高い。これを含めて、３着以内馬９頭はすべて前走上がり３位以内だった。

４）前走２番人気以内の馬が好走

近３年の前走人気別成績は、前走１番人気だった馬が【2.3.2.9】。一昨年のハートレー、昨年のレイデオロと続けて勝利しており、連対率31.3％・複勝率43.8％と好成績をあげている。また、前走２番人気だった馬は【1.0.1.5】で14年シャイニングレイが勝利し、複勝率28.6％と高い。なお、前走３番人気以下だった馬は【0.0.0.20】と苦戦傾向にある。

また、近３年の枠順別成績は５枠に入った馬が【2.0.0.3】で一昨年のハートレーら２勝。３着以内馬は２〜７枠から出ており、最内の１枠【0.0.0.4】、大外の８枠【0.0.0.7】はそれぞれ不振傾向にある。

【ホープフルステークス過去10年】

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