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ジャガーメイル 初重賞制覇がなんとG1の大舞台[2010年]

常に上位争いを演じる

 安定感。それがジャガーメイルの誇る最大の持ち味といえただろう。

 2007年、3歳9月と遅いデビューながらその年の暮れまでに2勝をマーク。翌4歳シーズンは1000万下の陣馬特別、準オープンのジューンSとオクトーバーSで3連勝を飾る。5歳時は5戦して未勝利に終わったものの、すべてのレースで掲示板を確保してみせた。

 ここまで15のレースを走り、5勝・2着3回・3着1回・4着3回・5着2回という戦績。勝ち馬から1秒以上離されたことはなく、着外に敗れたのはわずかに一度、3歳暮れのグッドラックハンデだけだ。それも着順こそ8着だが、コンマ1秒差の中に8頭がひしめく2着争いには加わっている。

 後方から鋭く伸びるのがジャガーメイルの戦法。その末脚を常に繰り出し、安定の上位争いを演じた15戦だったわけである。

素質は高いが、勝ち切れない

ジャガーメイル写真

 が、裏を返せば“勝ち切れない”ともいえた。4歳秋、初の重賞出走となったアルゼンチン共和国杯はスクリーンヒーローの2着。そこから果敢にも香港ヴァーズに挑んで、ここでは僅差の3着。5歳シーズンも天皇賞(春)の5着や、再び臨んだ香港ヴァーズの4着など、トップクラスに混じっても決して大崩れしないしぶとさは示し続けた。けれど、なかなか先頭でゴールすることはできず、善戦と健闘の日々だった。

 6歳になっても、それは変わらなかった。京都記念では直線でブエナビスタをジリジリと追い詰めての半馬身差2着。ドリームジャーニーに先着していることからも、G1級、少なくとも重賞級であることは間違いなかったが、勝利はいまだ遠かった。

前年の覇者とのマッチレースを制す

 そうしたステップの末にジャガーメイルは、10年・第141回天皇賞(春)に出走する。それは、いったいどこにこれだけの勝負強さを隠していたのだろう、そう感じさせる鮮やかなレースだった。

 4コーナー、逃げるミッキーペトラにマイネルキッツが並びかけていく。その直後には、中団にいたはずのジャガーメイルがいつの間にか忍び寄っている。直線ではマイネルキッツが後続を一気に突き放して独走態勢を築くのだが、これをただ1頭追撃したのがジャガーメイルだ。1完歩ごとに差を詰め、最後は4分の3馬身差交わし去ってのゴール。3着を5馬身も離した前年の覇者とのマッチレースを堂々と勝ち切って、ジャガーメイルは初の重賞タイトルを手にしたのである。

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