G1特集 第151回 天皇賞(春)G1特集 第151回 天皇賞(春)

歴代優勝馬ピックアップ

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初めての長距離戦で秘めた能力が開花
2009年 マイネルキッツ

歴代優勝馬ピックアップ

直線で最内から鮮やかに抜け出したマイネルキッツ。長距離戦が初めてとは思えないほど力強い走りで重賞初制覇が天皇賞という快挙を成し遂げた。

安定感はあるが勝ち切れない

2009年の第139回天皇賞(春)では、京都記念と阪神大賞典を連勝してきたアサクサキングス、ジャパンC勝ち馬スクリーンヒーロー、ダイヤモンドSでレコードタイムを叩き出したモンテクリスエス、日経賞1着のアルナスライン、大阪杯を差し切ったドリームジャーニーなどが人気サイドを形成していた。

そんな中、マイネルキッツは単勝オッズ46.5倍の12番人気。いまだ重賞勝ちのない身だから無理もない話だった。

ただし、マイネルキッツはここまで28戦して、着外は5回だけ。安定感を武器にコツコツと戦績を積み上げ、過去4戦は福島記念2着、中山金杯4着、アメリカジョッキークラブC4着、そして前走の日経賞では2着と重賞でも好走できるほどの力をつけてきていた。栄光まであと一歩という壁を破るため、「長い距離がいいはず」との鞍上松岡正海騎手による判断で、その長距離戦の頂点である天皇賞(春)へと駒を進めてきたのだった。

並み居る強豪をねじ伏せる走り

なるほど確かに、初めて挑む3000m以上のレースでマイネルキッツは遺憾なく秘めた力を開花させた。

中団をジックリと追走していたマイネルキッツは、2周目の4コーナー手前から有力馬たちが動くのに合わせて自身も進出。直線ではアルナスラインとともにアサクサキングスを交わして抜け出していく。最後はアルナスラインとの激しい追い比べにも競り勝ったマイネルキッツ。並み居る強豪たちを力ずくでねじ伏せる走りを見せ、天皇賞の大舞台で重賞初制覇を達成したのだった。