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メジロブライト 一気に駆け上がった王者の座[1998年]

もどかしかった3歳クラシック

 2歳夏にデビュー勝ちを飾り、すずらん賞が2着、デイリー杯も2着、そしてラジオたんぱ杯では差し切りと、順調にステップアップを果たしたメジロブライト。3歳春も共同通信杯1着、スプリングS2着とパーフェクト連対を続けたが、その後のシーズンは期待に応えられないレースの連続となった。

 決して弱かったわけではない。GI戦線の主役として戦い続けたといえる。

 だが、1番人気を背負いながら4着に敗れた皐月賞、同じく1番人気で3着の日本ダービーと、いずれもサニーブライアンの逃げ切りを許す。秋はマチカネフクキタルを相手に京都新聞杯、菊花賞とも3着に終わる。

 まるで、皐月賞3着、日本ダービー2着、菊花賞3着と苦杯をなめ続けた父メジロライアンの足跡をなぞるような結果。クラシック最有力候補が結局一冠も獲れぬまま。追い込んで届かず。もどかしい走りに終始するメジロブライトの姿が、いつもターフにはあった。

怒濤の重賞3連勝で勇躍本番へ

メジロブライト写真

 転機が訪れたのは3歳最終戦、鞍上が松永幹夫騎手から河内洋騎手へとバトンタッチしたステイヤーズSだ。2着に“大差”をつけて久々の勝利をあげたメジロブライトは、これが自信となったか、怒涛の勢いで頂点へと駆け上がっていく。

 4歳初戦のアメリカジョッキーCCは、他の馬とは次元の異なる末脚を繰り出しての差し切り勝ち。阪神大賞典でも、メンバー中ただ1頭となる上がり3ハロン推定33秒台の切れ味を炸裂させての1着。あれだけ勝ち運に見放されていた馬が怒涛の重賞3連勝を果たして、勇躍、1998年・第117回天皇賞(春)へと臨むことになる。

メジロ牧場伝統の盾を奪取

 ここでもメジロブライトの脚はライバルたちを圧倒していた。スタートでは後手を踏んだものの、1000m通過63秒4という緩やかなペースの中、ガッチリと折り合ったまま中団までポジションを上げる。3コーナーから4コーナーにかけても余力たっぷりに馬群の外から進出すると、直線では大外を豪快に伸びた。最後はステイゴールドに2馬身差をつける完勝のゴールだった。

 オーナーブリーダーのメジロ牧場が最大の目標として掲げる天皇賞のタイトルを、力感あふれる走りでもぎ取ったメジロブライト。さながら、クラシックロードで味わった悔しさをパワーに変え、天皇賞へ向けて一気に噴出させる、そんな風に感じさせた盾獲りまでの4連勝であった。

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