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第149回 天皇賞(春)特集 2014年5月4日(祝・日)15時40分発走 京都競馬場 芝3200m

天皇賞(春)とは

歴史ある古馬長距離戦の最高峰

 1905年に横浜の日本レースクラブによって創設された「エンペラーズカップ」が前身。翌年から「帝室御賞典競走」として行われた。36年の日本競馬会設立を機に、翌37年には春は阪神、秋は東京の年2回開催となる。同年秋季のレースが第1回とされ、東京競馬場・芝2600mで行われた。第3回からは5歳(旧表記)以上、芝3200mで実施。戦争による中断の後、47年春に「平和賞」の名で復活。同年秋に現在の「天皇賞」に改称され、春は京都、秋は東京での開催となった。81年春からは勝ち抜き制(優勝馬が再び出走できない制度)が廃止された。

 84年のグレード制導入ではG1に格付け。同年より秋の東京開催は2000m戦へと短縮。分割されたことで春の天皇賞が唯一、古馬長距離戦の最高峰の地位を確立することとなった。95年からは地方馬、00年からは外国産馬も出走可能。05年には国際競走に指定。07年には外国馬の出走枠が最大9頭まで拡大され、08年からはセン馬も出走可能となった。また12年からは出走予定馬のレーティング上位5頭が優先して出走できるようになった。

近年は一流のステイヤーが不在

天皇賞(春)写真

 春秋で距離が分割された84年以降は、時代を牽引する一流のステイヤーが優勝。タマモクロス、スーパークリーク、メジロマックイーン、ライスシャワーらが淀の3200mを舞台にその強さを存分に発揮してみせた。

 しかし、00年・01年連覇のテイエムオペラオー以降、単勝1番人気に応えて優勝したのは06年ディープインパクトのみ。イングランディーレやスズカマンボ、マイネルキッツ、ビートブラックといった伏兵馬の優勝が目立っている。

 春の最大目標をドバイや香港の国際競走、また中距離の宝塚記念に置く陣営が増えている。真のステイヤーが育ちにくい時代なのかもしれない。

世代別のクラシック好走馬が激突

 今年は各世代のクラシック好走馬の対決が注目を集めそうだ。11年のダービー・菊花賞2着のウインバリアシオン。12年の皐月賞・菊花賞を優勝したゴールドシップ。そして、昨年の日本ダービー馬キズナ。3世代の有力馬がそれぞれ前哨戦を快勝。古馬のエースの座をかけて激突する。

 また、昨年の優勝馬フェノーメノやスタミナ自慢の伏兵達、海外からは昨年3着のレッドカドーも参戦予定。伝統の長距離戦を制するのはどの馬か、見逃せない一戦だ。

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