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第145回 天皇賞(春)特集 2012年4月29日(日)15時40分発走 京都競馬場 芝3200m

【オルフェーヴル】名誉挽回には勝利あるのみ

オルフェーヴル写真
G1・5勝目を狙うオルフェーヴル

昨年はスプリングSから連勝街道を突っ走り、史上7頭目となる牡馬クラシック三冠を達成した。年内最後の戦いはグランプリ・有馬記念。異例の超スローペースとなり、ブエナビスタやトーセンジョーダンら歴戦の古馬が崩れてしまう中、直線大外から堂々の差し切り勝ち。世代交代を示す勝利で、年度代表馬にも輝いた。今年初戦は阪神大賞典。貫禄の勝利が期待されたが、折り合いを欠いた末、2周目の3コーナーで外に逸走するアクシデント。後方まで下がりながら再びスパートすると、最後は2着まで巻き返した。「負けて強し」を印象づけるレースだったが、調教再審査を課せられる事態に。無事クリアとなったものの、不安要素が出てきた。名誉挽回は今回しっかり結果を残してこそだろう。


【ギュスターヴクライ】長距離適性はトップクラス

ギュスターヴクライ写真
阪神大賞典で金星を飾ったギュスターヴクライ

母ファビラスラフインは96年NZT、秋華賞を制覇。同年のJCではシングスピールとの大接戦を演じて2着と好走した。母はどちらかいうとスピードが勝ったタイプだったが、本馬は長丁場を得意としている。ここまで上げた全5勝は芝2200m以上のレース。2走前にダイヤモンドSで2着に入ると、前走阪神大賞典で重賞初制覇。オルフェーヴルが自滅した一戦だったが、内で脚を溜めてうまく抜けてきた。長距離適性という意味ではメンバー中トップクラスだろう。芝3200mならばG1でも楽しみはありそうだ。


【ヒルノダムール】前走は不利で消化不良

ヒルノダムール写真
天皇賞(春)連覇がかかるヒルノダムール

今年は京都記念から始動して結果は3着。斤量は58キロだったし、前年の同レースでも3着に終わっており、この敗戦はあまり気にする必要がないだろう。前走阪神大賞典では4コーナーで、外からオルフェーヴルに被せられ、最後の直線に入ると完全に前をカットされる不利を受けた。消化不良の競馬による4着だ。昨年は産経大阪杯をレコードで勝利した後、天皇賞(春)を制覇。出入りが激しい展開となった点は恵まれたが、大一番で末脚が決まった。本格的なステイヤーではないものの、実際にこの条件で実績があるのは大きい。連覇を狙う資格があるのはこの馬だけだ。


【トーセンジョーダン】近2走は展開が不向き

トーセンジョーダン写真
天皇賞・春秋制覇を目論むトーセンジョーダン

前走産経大阪杯はスローペースを逃げる展開。ショウナンマイティに大外から差し切られ、上がり馬のフェデラリストにも交わされて3着。休み明けとはいえ、天皇賞(秋)を制した馬としてはやや物足りない内容だった。2走前の有馬記念も超スロー。レコードで制した天皇賞(秋)がハイペースだったことを考えると、ここ2走は展開不向きということになる。3000m以上のレースは今回が初めて。距離に柔軟性はあるタイプだが、道中は中距離ほど速くは流れないので、持ち味を存分に生かせる展開になるかは微妙なところだ。


【ウインバリアシオン】堅実な末脚で上位争い

ウインバリアシオン写真
末脚を生かしたいウインバリアシオン

昨年のJC5着後は有馬記念をスキップ。今年は京都記念から始動した。トレイルブレイザーが早めのスパートで押し切る展開をいつものように後方から。最後の直線にかけたが、見せ場なく6着に終わった。前走日経賞は重馬場の中、ネコパンチが大逃げをする展開。結局、そのまま同馬に逃げ切りを許して2着に終わった。勝ち馬に3馬身半も離されたが、京都記念の時よりは確実に良化している。今回もまたオルフェーヴルという大きな壁が立ちはだかるものの、その他の馬たちとは互角以上に戦える存在。堅実な末脚が出せれば上位争いに顔を出してきそうだ。


【ジャガーメイル】10年の天皇賞(春)優勝馬

10年の天皇賞(春)では前年のチャンピオンであるマイネルキッツを下して待望のG1初制覇。それ以降は休養などもあり、勝利から遠ざかっている。そんな中、昨年のジャパンカップでは14番人気で3着と激走。1枠を生かして経済コースを通った競馬だったが、ブエナビスタとトーセンジョーダンの次いでの入線。得意な条件で、展開が向けばまだ侮れないところを見せた。2走前の有馬記念は展開不向きで、中山コース自体が実績に乏しい。前走の阪神大賞典も同様の意味で、東京と京都がベストのタイプだ。上積みは見込めるだろう。

【ユニバーサルバンク】京都の長丁場は合いそう

前走大阪‐ハンブルクCはスーサングレートらが離してひっぱる展開。それには動じずマイペースで追走し、最後の直線では横一線の叩き合いから抜け出した。これでアンドロメダSに続きオープン特別は2勝目。重賞勝ちの実績はまだない。G1に入ると明らかに実績で見劣るが、京都の長丁場は合っていそうなタイプ。昨年の菊花賞は9着だが、春の京都新聞杯ではクレスコグランドの2着。京都の外回りはピッタリで、向いている条件という印象だ。実際にはもっと力をつける必要があるはずでも、見せ場くらいは作れてもおかしくない。

【ローズキングダム】折り合いが課題

昨年の天皇賞(春)では2番人気に支持されたが11着と惨敗。1番人気のトゥザグローリーとともに折り合いを欠いて失速。G1馬らしからぬ自滅で期待を裏切った。続く宝塚記念では4着。秋に入り京都大賞典では優勝と、信頼を取り戻しかけたが、結局その秋のG1は散々な結果。天皇賞(秋)10着、JCが9着、有馬記念が12着。クラシックで活躍していたころを思い出すと、この成績はさびしい限りだ。前走産経大阪杯は4着。やや調子は上がっているかもしれないが、今回勝ち負けまで至るかどうか。折り合いが課題で芝3200mでは買いにくい。

【ナムラクレセント】復調が見え展開のカギ

昨年春は阪神大賞典を圧勝して、このレースに挑戦。2周目の向正面でハナに立ち、出入りが激しい乱ペースを演出。早めのスパートから結局3着に踏ん張った。このように長距離では掛かり気味に前に行ってしまうこともあるが、それで粘るのがこの馬の真骨頂。長距離が最も成績が安定している。ステイヤーズS5着、日経新春杯10着と一時は調子を落としていたが、前走阪神大賞典は3着。途中からオルフェーヴルに絡まれながら、最後まで残した。昨年以上の成績は微妙も、展開のカギを握る存在であり、軽視はできない。

【クレスコグランド】3歳時に京都新聞杯を制覇

昨年春は未勝利戦→ムーニーバレーレーシングクラブ賞→京都新聞杯と3連勝を果たした。続く日本ダービーでは不良馬場の中、末脚を伸ばして5着。皐月賞出走組を相手にして、十分善戦を果たしたと言っていいだろう。秋は神戸新聞杯で出走取消。その後、またしばらく間隔があいて前走大阪‐ハンブルクCから始動。3着に終わったが、久々としてはまずまずの結果か。叩かれての上積みはあるだろう。半姉はアプリコットフィズ。血統的には長距離が得意という印象は受けないが、自身はスタミナ豊富で京都に実績がある。どこまで見せ場をつくることができるだろうか。

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