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第143回 天皇賞(春)特集 2011年5月1日(日)15時40分発走 京都競馬場 芝3200m

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レース結果

激戦の末、ヒルノダムールが勝ち、父子制覇!

 第143回天皇賞(春)は藤田伸二騎手騎乗の7番人気ヒルノダムールが、先頭がめまぐるしく入れ替わる道中、内の先団付近でジッと折り合いをつけ、最後の直線では内目から捌き切って優勝。G1初制覇を果たし、父マンハッタンカフェ(02年優勝)に続く、父子天皇賞(春)制覇となった。勝ち時計は3分20秒6(稍重)。鞍上の藤田騎手、本馬を管理する昆貢調教師ともにこのレースは初勝利。

 2着は半馬身差で外から追い込んだ内田博幸騎手騎乗の3番人気エイシンフラッシュ。3着は1馬身半差で、2周目向正面から一気に仕掛けてハナに立った和田竜二騎手騎乗の5番人気ナムラクレセントが残った。1番人気に支持された四位洋文騎手騎乗のトゥザグローリーは13着、2番人気に支持された武豊騎手騎乗のローズキングダムは11着。ともに折り合いに苦しみ惨敗となった。なお、丹内祐次騎手騎乗の10番人気コスモメドウは、最後の直線で競走を中止した。

レース展開・総括

稍重馬場でスローペースの展開

 朝から降った雨が残り、稍重馬場での一戦。スタートで3番ナムラクレセントのタイミング合わず、1馬身ほどの出遅れ。先手を取ったのは少し押して出て行った11番ゲシュタルト、最内から1番ビートブラックも行き、6番ペルーサも好スタートから積極的な競馬。4番手の内に2番ヒルノダムール。並んで9番トゥザグローリーだが、行きたがるのを押さえての追走。1馬身差の5番手に12番コスモヘレノス、4番ローズキングダム、ナムラクレセントもすぐに巻き返して、先団の後ろに取りついた。中団に8番マイネルキッツ、15番エイシンフラッシュ。その直後には5番ジェントゥー、7番マカニビスティー、13番ジャミール。後方集団には16番オウケンブルースリ、18番コスモメドウ、10番トーセンクラウン、14番トウカイトリック。そこから3馬身離れた最後方にポツンと17番フォゲッタブルという隊列となった。

ナムラクレセントが一気のスパート

 ハナを切ったゲシュタルトのリードは3馬身。1周目のスタンド前直線に入って行った。前半1000m通過は64秒2。かなりのスロペースとなり、たまらずコスモヘレノスがスタンド前直線半ばでゲシュタルトを交わしてハナに立った。そしてトゥザグローリーも我慢できずに外から2番手に上がり、コスモヘレノスに並びかけて行った。3馬身離れた3番手にマイネルキッツも上がり、ゲシュタルトと並んで1コーナーへ。1〜2コーナーに入るとトゥザグローリーが単独で先頭。2番手にコスモヘレノス、3番手にマイネルキッツという隊列で縦長に並んだ。向正面に入っても一向にペースが上がらなったところを、ナムラクレセントが外から一気に行き、トゥザグローリーを交わしてハナに立った。リードは1馬身弱。マイネルキッツが単独2番手に上がり、同馬をマークするようにローズキングダムも好位へ。先団から少し離れたところにヒルノダムール、ペルーサ、ゲシュタルト。外からフォゲッタブルも進出。中団以降の馬もチラホラと手が動くようになってきた。

内からヒルノダムールが差し切る

 ナムラクレセントが1馬身のリードで3〜4コーナーの坂を下り、2番手にマイネルキッツ。3番手にコスモヘレノスとローズキングダム。5番手に下がったトゥザグローリーは頭をやや上げながらも最後の直線へ向かった。ナムラクレセントに襲いかかるマイネルキッツ。3列目からトゥザグローリーとローズキングダムが追い出しにかかるが、反応が悪い。替わってトゥザグローリーの内からヒルノダムールが鋭く伸びて、先頭を追った。懸命に逃げ込みを狙うナムラクレセント。残り200mでも2馬身のリード。ヒルノダムールが迫り、そして外からエイシンフラッシュが内に切れ込みながら凄い脚で伸びてきた。残り100mでもナムラクレセントが先頭。しかし外からヒルノダムールとエイシンフラッシュが半馬身差で縦に並びジワジワと追い詰め、ゴール手前でナムラクレセントを差し切った。

人気馬は折り合いを欠き失速

 前哨戦の中では最もハイレベルと思われていた日経賞組の人気馬が全滅。1番人気に支持されていたトゥザグローリーは距離が課題と目されていたが、その懸念が的中。途中からハナに立ってしまったように完全に引っかかってしまった。ローズキングダムもスタート直後から折り合いに苦しみ、最後の直線では脚が残っていなかった。スローペースになったため、道中めまぐるしく先頭の馬が入れ替わる激しいレース。そんな展開を内の先団付近でうまく折り合ったヒルノダムールが勝利をつかんだ。同馬も距離が不安視されていたが、前走産経大阪杯で重賞初勝利を飾った勢いをそのままぶつけ、G1を奪取。父マンハッタンカフェとの父子天皇賞(春)制覇となった。2着エイシンフラッシュもよく頑張り、コース取りの差がなければ優勝していた可能性があった。ナムラクレセントは出負け後、途中からハナという乱れた競馬になったものの、最後3着に残したので、ジョッキーの判断は正しかったと言えよう。


【第143回 天皇賞(春) 成績表】

着順 枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差
1 1 2 ヒルノダムール 牡4 58 藤田伸二 3.20.6  
2 7 15 エイシンフラッシュ 牡4 58 内田博幸 3.20.7 1/2
3 2 3 ナムラクレセント 牡6 58 和田竜二 3.20.9 1 1/2
4 4 7 マカニビスティー 牡4 58 小牧 太 3.21.1 1 1/4
5 7 14 トウカイトリック 牡9 58 川田将雅 3.21.1 クビ
6 4 8 マイネルキッツ 牡8 58 松岡正海 3.21.2 クビ
7 1 1 ビートブラック 牡4 58 岩田康誠 3.21.3 3/4
8 3 6 ペルーサ 牡4 58 横山典弘 3.21.5 1
9 3 5 ジェントゥー セ7 58 ブフ 3.21.8 1 3/4
10 8 16 オウケンブルースリ 牡6 58 浜中 俊 3.21.9 1/2
11 2 4 ローズキングダム 牡4 58 武  豊 3.22.0 3/4
12 5 10 トーセンクラウン 牡7 58 江田照男 3.22.2 1 1/2
13 5 9 トゥザグローリー 牡4 58 四位洋文 3.22.3 3/4
14 6 12 コスモヘレノス 牡4 58 中谷雄太 3.22.3
15 7 13 ジャミール 牡5 58 ウィリア 3.22.6 1 3/4
16 8 17 フォゲッタブル 牡5 58 丸山元気 3.23.2 3 1/2
17 6 11 ゲシュタルト 牡4 58 藤岡佑介 3.23.4 1 1/4
中止 8 18 コスモメドウ 牡4 58 丹内祐次 ------  

【第143回 天皇賞(春) 払戻金】

単勝 2 1,690円 - - - -
複勝 2 550円 15 300円 3 450円
枠連 1-7 2,970円 - - - -
馬連 2-15 6,810円 - - - -
ワイド 2-15 2,280円 2-3 2,560円 3-15 1,600円
馬単 2-15 15,590円 - - - -
3連複 2-3-15 25,530円 - - - -
3連単 2-15-3 189,840円 - - - -

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