JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場
第143回 天皇賞(春)特集 2011年5月1日(日)15時40分発走 京都競馬場 芝3200m

【トゥザグローリー】著しい成長力でG1制覇へ王手

トゥザグローリー写真
日経賞を完勝したトゥザグローリー

昨年の有馬記念で3着と好走したため、活躍は十分に予測できたものの、今年に入り充実一途。京都記念で重賞2勝目を挙げると、前走日経賞が圧巻のパフォーマンス。好位追走から最後の直線残り200mだけで、一気に2馬身半も突き抜けた。ここにきての成長力は著しく、昨年春の時点では及ばなかったペルーサやローズキングダムに対し、力関係が逆転している可能性が高い。G1制覇も時間の問題だろう。ただ、今回は未知の距離が舞台なので油断はできない。前走を見る限り、折り合いはつきそうではあるが、本質的には芝2000〜2400mがベストかも。


【ローズキングダム】ステイヤーの資質は十分

ローズキングダム写真
JC優勝馬の意地を見せたいローズキングダム

繰り上がりながら3歳でジャパンCを制したが、その後は勢いを欠いている。日経新春杯は勝負どころでもたつき3着。前走日経賞は勝ち馬トゥザグローリーをマークする形で、ほぼ同じ位置から追い出されるも、残り200mから一気に突き放された。斤量が1キロ重い59キロではあったが、完敗だったことは否めない。ただ、菊花賞を経験している点は強み。当時はコース・位置取りともに決していいとは言えない競馬で2着。最後の伸び脚は鋭く、ステイヤーとしての資質は感じさせた。今回の条件ならば前走の差を埋めることができても不思議ではない。


【ペルーサ】解消しつつある出遅れ癖

ペルーサ写真
G1タイトルがほしいペルーサ

しばらく出遅れ癖に悩まされていたが、懸命のゲート練習の成果がようやく実りつつある。2走前の有馬記念は好発から先行して4着、前走日経賞もまずまずの出だしを見せた。その分、終いの爆発的な伸びは薄れたものの、常識的な競馬ができるようになったことは明るい材料だ。出負けしていいことはない。ブエナビスタやヴィクトワールピサ、そしてトゥザグローリーとの差はほとんどなく、展開や馬場一つで先着する力は持っている。問題はそれが今回かどうかということ。距離の不安は感じないが、初めての京都への対応がポイントとなるだろう。


【マイネルキッツ】得意の京都芝3200mで一発

マイネルキッツ写真
このレース2年連続連対中のマイネルキッツ

前走日経賞は半年ぶりの休み明け。最後の直線ではバシバシとムチが入りながら4着に終わったが、上位3頭の伸びが別格。自身の上がり3ハロンは34秒8でそれなりに伸びていた。しかも内々の中団からの追走で直線勝負という正攻法の競馬。この馬の大一番の走りは早めのスパートからの押し切り。昨年の天皇賞(春)はその競馬で2着に入り、一昨年の天皇賞(春)では内ラチ沿いからの一気の仕掛けで栄冠をもぎ取った。京都の3〜4コーナーでのロングスパート力は一級品。8歳になったが、得意の舞台に戻れば一発の可能性を秘める。


【ヒルノダムール】淀みない流れの中距離がベスト

ヒルノダムール写真
産経大阪杯をレコードで制したヒルノダムール

前走産経大阪杯で待望の重賞初制覇。キャプテントゥーレが平均ペースで飛ばす展開を中団の内で待機。直線に入るとスムーズに抜け、最後はダークシャドウをハナ差、押さえ切ってレコードで駆け抜けた。若葉S2着、皐月賞2着の実績を見ても、道中淀みない流れを差す形がベストという印象。日経新春杯は2着、京都記念も3着と好走を果たしているものの、速い脚がそれほど長く続かないので、今回の条件は厳しい。無論、菊花賞7着も重視してのこと。勝ち馬からわずか0.4秒差ではあるが、ステイヤーではない。大崩れはなくとも、勝ち負けまで至るかどうか。


【エイシンフラッシュ】勝ち鞍は遠いが、内容は悪くない

昨年の日本ダービー以降勝ち鞍から遠ざかっているが、菊花賞回避後のジャパンC(8着)以外はそう悪くない競馬をしている。有馬記念は7着でも最後の直線での伸びは目立っていたし、前走産経大阪杯にしても大外発走で斤量59キロ。勝ち馬とタイム差なしの3着で、休み明けとしてもまずまずの走りと言えるだろう。粒ぞろいの4歳馬の中で、有力馬の一角であることは間違いない。折り合いに不安はないため、3200mの距離も十分にこなせるだろう。あとは久々の京都への対応。3〜4コーナーの下り坂でのスパートからゴールまで脚を伸ばし切れるか。

【ナムラクレセント】距離は歓迎も善戦止まりか

ナムラクレセント写真
阪神大賞典で重賞初制覇を果たしたナムラクレセント

前走阪神大賞典は単独2番手追走。4コーナー手前から押っつけられると、反応よく末脚を伸ばし、楽々と3馬身半突き抜けての完勝。こちらも待望の重賞初制覇を飾った。2走前の日経新春杯でルーラーシップら強豪4歳馬に続く4着。3着ローズキングダムとは1馬身の差であり、前走は3番人気ながら順当勝ちと言えるだろう。1番人気はコスモメドウだったが、これまでの実績と経験でアドバンテージがあった。逆に言うと、再びG1クラスの4歳勢が揃うここでは、分が悪くなる。長距離戦が最も安定して力を発揮できるものの、昨年の天皇賞(春)が1.1秒差の4着。他馬が崩れてくれないと、勝ち負けは容易ではない。頑張っても善戦止まりという印象はある。


【コスモメドウ】現役屈指のステイヤーだが

万葉S1着、ダイヤモンドSでも素晴らしい勝ちっぷりを見せ、現役のオープン馬の中では数少ない本物のステイヤーと言える存在。重賞連勝がかかった前走阪神大賞典では斤量56キロが大きなポイントで、もし勝つようならば本番でも楽しみだった。しかし、結果は1番人気で2着。ナムラクレセントから少し離れた3番手を追走し終始スムーズな競馬ができたが、最後の直線では逆に突き放された。現時点ではG2以上だと力不足の感が否めない。スタミナは一級品でも、底力と切れが今回のメンバーでは見劣る。まずは大舞台を経験することが大事。次につながる内容にしたい。

【ビートブラック】実績は劣るが不気味な存在

前走大阪‐ハンブルクCでオープンクラス初勝利。2走前のダイヤモンドSは出遅れが響き猛然と追い込むも4着、3走前の日経新春杯は逃げる競馬となってしまい10着と敗退。年明け以降の重賞では結果が出ていないが、どうもチグハグな内容という明らかな敗因があった。今回のメンバーに入ると実績は劣るものの、昨年の菊花賞では13番人気で3着と激走。京都の長丁場では不気味な存在だ。脚を溜めての瞬発力勝負では苦しく、菊花賞の時のようにある程度好位につけてスパートする形で活路を見出したいところだ。

【オウケンブルースリ】本調子になく苦戦必至

昨年秋の京都大賞典で長期休養明けながら2着と好走。続くジャパンCは7着ながらローズキングダムとは0.2秒差と、復調の兆しが十分に見えたが、その後がいただけない。有馬記念11着は度外視するとして、京都記念が見せ場なしの7着。得意な条件で低調なパフォーマンスということは、本調子にない証拠。前走阪神大賞典を見てもフットワークがバラバラで、8着という結果も仕方がない。まだ6歳馬だし、完調ならば勝ち負けが期待できる実力馬だが、急激な一変はどうか。復調にはしばらく時間がかかるかもしれない。

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN