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第143回 天皇賞(春)特集 2011年5月1日(日)15時40分発走 京都競馬場 芝3200m

4歳勢に黄色信号!?ノーザンダンサー系の活躍が目立つ

1)サンデーサイレンスを駆逐しつつあるノーザンダンサー系

 過去10年で3勝・2着2回・3着1回のサンデーサイレンス。この間の勝率11.5パーセントというのも素晴らしい数字だ。しかも3着以内に入った6回は、すべて別の馬。1頭のステイヤーに頼るのではなく、コンスタントに天皇賞(春)好走馬を送り出してきたわけである。

 ただサンデーサイレンス直子のオープン馬は年々減少し、馬券の対象になったのはワン・ツー・スリー・フィニッシュを決めた2006年が最後。以降はノーザンダンサー系の活躍が目立つレースになり始めている。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)もはやサンデーサイレンス系は勝てない?

 系統別の成績をまとめると、以下の通りとなる。これを見ればサンデーサイレンスの直子がいかに傑出していたか、その後継種牡馬がいかに天皇賞ではアテにできないか、ノーザンダンサー系がいかに有力かがわかる。

系統 1着 2着 3着 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス直子 3回 2回 1回
11.5%
19.2%
23.1%
サンデーサイレンス系 0回 1回 4回
0.0%
2.8%
13.9%
その他のヘイルトゥリーズン系 0回 2回 0回
0.0%
12.5%
12.5%
ノーザンダンサー系 5回 3回 1回
13.2%
21.1%
23.7%
ナスルーラ系 1回 1回 0回
5.3%
10.5%
10.5%
ミスタープロスペクター系 0回 1回 1回
0.0%
9.1%
18.2%
その他の系統 1回 0回 3回
7.1%
7.1%
28.6%

 とりわけ重視したいのがサンデーサイレンスの後継たちの不振ぶり。たとえ1〜5番人気の支持を集めていても消えてしまう(フォゲッタブル、ジャミール、デルタブルースなど)。

 今後もサンデーサイレンス系の馬が人気を集めることは多いと思われるが、あってもギリギリ2着まで、頭はノーザンダンサー系と考えるのがセオリーだろう。

3)2400m級以上向きのスタミナ血脈が大切

 3着以内に入った馬の父について、現役時代の成績をまとめてみた(サンデーサイレンスは除く)。大半が国際的評価の高い2400m級またはそれ以上のG1で活躍していた馬たちであることがわかる。

種牡馬 主な勝ち鞍または2着
オペラハウス
キングジョージ
Bigstone
クイーンエリザベス2世S
サツカーボーイ
マイルCS
トニービン
凱旋門賞
リアルシヤダイ
ドーヴィル大賞/仏ダービー2着
ダンスインザダーク
菊花賞/日本ダービー2着
ホワイトマズル
ドーヴィル大賞/凱旋門賞2着
マーベラスサンデー
有馬記念2着2回
ブライアンズタイム
フロリダダービー
スキャターザゴールド
カナダ二冠馬
エルコンドルパサー
ジャパンC/凱旋門賞2着
フレンチデピュティ
ジェロームH
チーフベアハート
ブリーダーズCターフ
アドマイヤベガ
日本ダービー
ステイゴールド
香港ヴァーズ
ジャングルポケット
日本ダービー/ジャパンC
マンハッタンカフェ
菊花賞/有馬記念/天皇賞・春

 マイラーといえるのはメイショウドトウの父Bigstone、ヒシミラクルの父サッカーボーイ、アドマイヤジュピタの父フレンチデピュティだが、メイショウドトウの母父AffirmedはベルモントS(ダート2400m)勝ち馬、サッカーボーイは2頭の菊花賞馬(ナリタトップロードとヒシミラクル自身)を送り出しており、アドマイヤジュピタの母父はリアルシャダイ。

 ビッグゴールドの父ブライアンズタイム、エリモエクスパイアの父スキャターザゴールドはダート馬だが、ブライアンズタイムは名うてのスタミナ種牡馬、エリモエクスパイアの母父コマンダーインチーフは英愛ダービー優勝馬だ。

 トータルイメージとしては、やはりスピードよりスタミナ。日欧米の2400m以上G1や菊花賞を勝ち切る重厚な血が父または母父に必須といえるだろう。

4)母系はノーザンダンサー系、ナスルーラ系、マイナー血統を重視

 連対馬のべ20頭の母父は、ノーザンダンサー系が6頭、ナスルーラ系が4頭、ヘイルトゥリーズン系が3頭、ミスタープロスペクター系も3頭、その他の系統が4頭(ファイントップ系、リボー系、レイズアネイティヴ系)と、父馬よりバラエティに富んでいる。

 これを母母父まで広げると、ノーザンダンサー系が7頭、ナスルーラ系が5頭、その他の系統が8頭(ブレニム系、ニアークティック系、スパイソング系、リボー系、オーエンテューダー系、スターキングダム系、レイズアネイティヴ系)と、さらにバリエーション豊か。

 一応は、ノーザンダンサー系、ナスルーラ系、マイナー血統が母系に入っていることを重視したい。

結論

 狙いたいのは「父が2400m級またはそれ以上のG1で活躍したノーザンダンサー系」で、「母父や母母父はノーザンダンサー系、ナスルーラ系、マイナー血統」というタイプ。逆にサンデーサイレンスの後継種牡馬たちは思い切って軽視したい。

 となると勝ち馬候補は、実際にこのレースで2年連続連対を果たしているマイネルキッツが筆頭。父フレンチデピュティ×母父Sadler's Wells×母母父がサーゲイロード系というメイショウベルーガが2番手ということになるだろう。

 次いで有力なのが父ジャングルポケット、母父と母母父がノーザンダンサー系のオウケンブルースリだ。

【マイネルキッツの血統表】

マイネルキッツ血統表の血統表

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