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セイウンワンダー 父の名をさらに高めたGI制覇[2008年]

JRA育成馬として大きく成長

 2006年に生まれたセイウンワンダーの父は、朝日杯を勝ち、有馬記念を連覇したグラスワンダー。種牡馬としてもサクラメガワンダーやマイネルスケルツィといった重賞ウィナーを送り出していたが、当時はまだサンデーサイレンス産駒が活躍、その後継からはアグネスタキオンが頭角を現し始めていた。

 いっぽうセイウンワンダーの母は未勝利に終わったセイウンクノイチ、祖母アンカースティームは1勝止まり。

 さほど目立たぬ血統のセイウンワンダーに、セリで840万円の安値がつけられたのも無理はなかった。

 だがJRA育成馬としてトレーニングを積み、ブリーズアップセールに上場されたセイウンワンダーは最高価格2730万円で落札されることとなる。それだけ馬体と動きが目立ったていた証拠である。

新潟2歳Sで重賞初制覇

セイウンワンダー写真

 2008年夏にデビューしたセイウンワンダーは、セールで見せた仕上がりの良さをターフでも示すこととなった。

 新馬戦こそ快足馬ツルマルジャパンの逃げを捕まえられず半馬身差2着に終わったものの、3着には9馬身もの差をつけた。続く未勝利戦では後続を6馬身も突き放して初勝利をマーク。3戦目・新潟2歳Sも圧巻だ。内が荒れた不良馬場の芝を避けて、全馬が外へ外へと押し寄せた直線。後方にいたセイウンワンダーも大外へ持ち出され、外ラチ沿いを弾けたように伸びる。道悪も距離ロスも感じさせない末脚で差し切って、さらに1馬身2分の1抜け出しての勝利。力強く重賞初制覇を飾ったのだった。

内ラチぴったりを差し切り

 こうして迎えた2008年・第60回朝日杯フューチュリティS。折しもこの年、グラスワンダー産駒のマルカラスカルが中山グランドジャンプでJ・GI2勝目をあげ、スクリーンヒーローがジャパンCを制して平地GIも制覇。血の勢いを感じさせながら、セイウンワンダーは2枠3番のゲートへと収まった。

 見せ場は直線でやってきた。先行策から抜け出して粘るのはデイリー杯2歳S2着のホッコータキオン、並びかけていくのが1番人気の外国産馬ブレイクランアウト。そこへ襲い掛かったのがセイウンワンダーだ。道中は中団の内で脚をため、直線入口では馬群を縫うように、インへ潜り込むように脚を伸ばす。最後は新潟のレースとは逆、内ラチぴったりに差し切り、追い込んだフィフスペトルも振り切って先頭ゴールを果たしたのであった。

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