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コスモサンビーム 大一番で大本命を降しての優勝[2003年]

1番人気は快速メイショウボーラー

 2003年の12月14日。第55回朝日杯フューチュリティSのゲートに、続々と出走馬が収まっていく。

 断然の1番人気に推されていたのはメイショウボーラー。小倉で新馬戦、フェニックス賞、小倉2歳Sと3連勝をマークし、デイリー杯2歳Sも2着に2馬身の差をつけて逃げ切った快速馬だ。父はマイル王タイキシャトル。そのスピードを誰もが認める本命である。次いで、新馬戦1着、デイリー杯2着のグレイトジャーニー、新馬戦といちょうSを連勝したメテオバースト、2頭のサンデーサイレンス産駒が続く。

 そしてコスモサンビーム。メイショウボーラーはともかく、実力では決してグレイトジャーニーやメテオバーストには劣らないはずだったが、単勝オッズ11.3倍の4番人気に甘んじていた。

意外に人気なかったコスモサンビーム

コスモサンビーム写真

 確かに、可能性にあふれる2〜3番人気と比べて、コスモサンビームには侮られた理由がいくつかあった。

 父はザグレブ。愛ダービー勝ち馬ながら、日本での種牡馬デビュー以来さしたる活躍馬を出していなかった。母ロビースレインボウもイギリスで1勝だけという牝馬で、これまで出した産駒は500万下止まりだ。

 コスモサンビーム自身の戦績にも陰があった。デビュー戦は5着、2戦目が2着、3戦目でようやくの勝ち上がり。続く小倉2歳Sでは2着に頑張ったものの、メイショウボーラーには5馬身という決定的な差をつけられていた。

 だがその後、ききょうSをしっかりと勝利し、京王杯2歳Sではレコードタイムまでマークして重賞初制覇を飾る。

 勢いも実績も問題なし。後はメイショウボーラーを逆転できるかどうかだけ。そうした状況で、コスモサンビームはスタートを切ったのである。

最大の仕事を成し遂げる

 例によって快速を飛ばして逃げるメイショウボーラー、京王杯2歳Sで2着に粘ったアポインテッドデイ、先行2騎を見ながら好位を進むコスモサンビーム。直線でも前2頭のスピードは緩まなかったが、ここでコスモサンビームも勝負強さを見せた。

 2頭の間を割るように伸び、最後はメイショウボーラーをクビ差だけ差し切ってのゴール。唯一の、そして最大の仕事、大本命を降すという命題を、コスモサンビームはこの大一番で成し遂げたのだった。

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