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アドマイヤドン

『2歳』初の覇者

 2001年。競走馬の年齢表記が世界基準に合わせて変更され、それまで「4歳」だった馬は「3歳」、「3歳」は「2歳」と呼ばれることになった。その名の通り3歳GIだった朝日杯3歳Sも、2歳GIの朝日杯フューチュリティSに改称となる。

 新生なったこのレースの、初めての勝ち馬がアドマイヤドンである。

アドマイヤドン写真 アドマイヤドンの母はベガ。桜花賞とオークスの二冠を制した名牝で、繁殖入りしてからも日本ダービー馬アドマイヤベガ、セントライト記念を制したアドマイヤボスと優秀な子を送り出し続けていた。第3子となるアドマイヤドンは、兄たちの父がサンデーサイレンスだったのに対し、自身はまだ種牡馬実績の乏しいティンバーカントリーの子。大きな期待とともに少しの不安も感じさせながら、レースを待っていたのだった。

楽勝で連勝し1番人気に

 いざデビューしてみると、アドマイヤドンは兄たちに負けぬ走りを披露することになる。

 2歳10月に迎えたダート1400mの新馬戦。すでに1戦使われて2着となっていたスイートルームの逃げを楽々と3番手で追走したアドマイヤドンは、直線で抜け出し、なんと8馬身もの差をつけて1着ゴールを飾る。

 2戦目、初めての芝のレースとなった京都2歳Sでも、アドマイヤドンは弾けた。ここでも好位から直線で抜け出し、2着オースミエルストに4馬身をつけての勝利。2連勝を果たして、堂々1番人気で朝日杯フューチュリティSに臨むことになったのである。

未来が約束されたFS勝ち

 アドマイヤドンに立ち向かったのは、公営馬でありながら札幌2歳Sを勝利し、勇躍中央入りを果たしたヤマノブリザード、デビュー3連勝で京王杯2歳Sを制したシベリアンメドウ、新潟2歳王者のバランスオブゲームなど。相手はそろったが、アドマイヤドンの走りはこれらの上を行くものだった。

 中団の追走から、3コーナーでは早くも位置取りを上げていくアドマイヤドン。直線入口では先頭を射程圏に捉えると、そこからさらに脚を伸ばし、追い込んできたヤマノブリザードを4分の3馬身振り切ってのゴール。見事に2歳王者の座を手にしたのである。

 3歳クラシックでは惜敗続きだったが、ダートに転じてからはJBCクラシック3連覇やフェブラリーS優勝などの実績を残したアドマイヤドン。フューチュリティとは「未来・将来」の意だが、その言葉にふさわしい輝かしき未来を築いたのであった。

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