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フジキセキ

サンデー産駒初のG1勝ち

 永らく日本競馬の生産界で頂点に君臨し、死してなお絶大な影響を及ぼし続けている大種牡馬サンデーサイレンス。その代表産駒は枚挙にいとまがないが、初のGIウィナーとなり、初めて種牡馬入りした存在といえばフジキセキである。

圧倒的な瞬発力で2連勝フジキセキ写真

 サンデーサイレンスの初年度産駒デビューは1994年。期待を集めたとはいえさすがに現在ほど絶対視されていなかったが、夏の札幌でプライムステージがいきなり重賞を制し、以後も続々と勝ち名乗りをあげる。日増しに評価も高まる中、フジキセキも8月の新潟で初出走を果たしたのだった。

 芝の1200m戦、蛯名正義騎手を背に2番人気でゲートに収まったフジキセキは、とてつもないパフォーマンスを示した。やや出遅れながらも好位につけ、直線だけで後続を8馬身も突き放してみせたのだ。最後は“持ったまま”どころか、蛯名騎手が手綱を引き絞るほどの圧勝デビューだった。

 2戦目、角田晃一騎手に乗り替わったもみじSも完勝だった。中団からジワリジワリとポジションを上げ、直線では持ち前の瞬発力を炸裂させる。後の日本ダービー馬タヤスツヨシに1馬身4分の1差でデビュー2連勝を果たし、たちどころにフジキセキは、有力2歳馬の筆頭としてリストアップされることになったのである。

4戦無敗で無念の引退

 そして迎えたのが第46回朝日杯3歳S。京都3歳Sを勝ったスキーキャプテン、新潟チャンピオンのトウショウフェノマ、赤松賞勝ち馬コクトジュリアンらを押さえて単勝オッズ1.5倍の1番人気に推されたフジキセキは、ここでも鮮やかな走りを披露した。

 好位の内を引っ張りきれないほどの手ごたえで追走したフジキセキは、直線でもインを突いて抜け出す。大外から猛然とスキーキャプテンが脚を伸ばしてきたものの、角田騎手はこれを横目で見ながら互いの脚色を確認し、ムチを使わないままでのゴール。クビ差ではあったが着差以上の余裕を見せて、3連勝で2歳王者の座を手にしたのであった。

 その後、3歳初戦となった弥生賞も楽々と勝利し、クラシックの絶対的中心馬となったフジキセキ。だが屈腱炎を発症して無念の引退となり、現在は種牡馬としてカネヒキリ、コイウタ、ドリームパスポートといった強豪を送り出している。そんな種牡馬としての活躍を予見させる、強烈すぎるほどの2歳時の走りであった。

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