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第64回 朝日杯フューチュリティステークス特集 2012年12月16日(日)15時25分発走 中山競馬場 芝1600m

ゴットフリートの一発に期待!

1)父の系統的には3強対決が軸

 過去10年間の種牡馬系統別成績ではノーザンダンサー系が一歩抜け出している。気がかりなのはサンデーサイレンスとその後継種牡馬たちの成績で、どうも勝ち切れていない印象、同じヘイルトゥリーズン系でも非サンデーサイレンス系の方が優位なのは明らかだ。ミスタープロスペクター系も勝ち馬を出しているが、率としてはノーザンダンサー系に及ばない。

 ナスルーラ〜Princely Giftからのラインであるサクラバクシンオー産駒グランプリボスの勝利例はあるものの、この系統は苦戦しているといっていいだろう。以上の4大系統以外が連対するのは、ほぼノーチャンスだ。

 基本的にはノーザンダンサー系vsその他のヘイルトゥリーズン系vsミスタープロスペクター系の「3強対決」を軸として考えたい。

父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ノーザンダンサー系 4回 5回 0回 29頭 13.8% 31.0% 31.0%
サンデーサイレンス系 1回 3回 5回
48頭
2.1%
8.3%
18.8%
その他のヘイルトゥリーズン系 2回 1回 2回
18頭
11.1%
16.7%
27.8%
ミスタープロスペクター系 2回 1回 2回
29頭
6.9%
10.3%
17.2%
ナスルーラ系 1回 0回 1回
26頭
3.8%
3.8%
7.7%
その他の系統 0回 0回 0回
6頭
0.0%
0.0%
0.0%

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)母の父サンデーサイレンスに要注目

 過去10年間の母父の系統別成績は以下の通りだ。

母父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ヘイルトゥリーズン系 5回 0回 0回 22頭
22.7%
22.7%
22.7%
ノーザンダンサー系 1回 5回 6回 60頭
1.7%
10.0%
20.0%
ナスルーラ系 1回 3回 2回 34頭
2.9%
11.8%
17.6%
ミスタープロスペクター系 1回 0回 1回 22頭
4.5%
4.5%
9.1%
その他の系統 2回 2回 1回 18頭
11.1%
22.2%
27.8%

 父の成績とは逆にノーザンダンサー系が勝ち切れず、逆にヘイルトゥリーズン系が躍進。しかも5頭の勝ち馬すべてが母父サンデーサイレンス、目下4連勝中と抜群の成績を誇っている。

3)父馬は内国産または欧州系でマイル実績を重視

 下は連対馬の父の現役成績をまとめたものだ。

種牡馬 主な活躍場所 主な勝ち鞍
MiCielo
北米ダート
キングズビショップS
サンデーサイレンス
北米ダート
ケンタッキーダービー/BCクラシック
ザグレブ
欧州芝
愛ダービー
タイキシャトル
国内芝
マイルCS/安田記念
チーフベアハート
北米芝
BCターフ/カナディアン国際S
アドマイヤベガ
国内芝
日本ダービー
クロフネ
国内芝・ダート
NHKマイルC/JCダート
ロドリゴデトリアーノ
欧州芝
愛2000ギニー/英国際S
ステイゴールド
国内芝
香港ヴァーズ/ドバイシーマクラシック
キングヘイロー
国内芝
高松宮記念
Bernstein
欧州芝
コンコルドS
メジロライアン
国内芝
宝塚記念
グラスワンダー
国内芝
朝日杯3歳S/有馬記念/宝塚記念
キングカメハメハ
国内芝
NHKマイルC/日本ダービー
Giant'sCauseway
欧州芝
サセックスS/英国際S
サクラバクシンオー
国内芝
スプリンターズS連覇
ディープインパクト
国内芝
3歳クラシック三冠
シンボリクリスエス
国内芝
天皇賞・秋と有馬記念を連覇
ゼンノエルシド
国内芝
マイルCS

 近年は内国産または欧州系で、マイル実績のある種牡馬が好調。昨年の勝ち馬アルフレードの父シンボリクリスエスも新馬デビューはマイル戦だった。

4)勝ち馬の種牡馬がコロコロ変わる

 例年このレースは、新種牡馬の産駒が多数出てきたり、海外種牡馬の子がマル外として参戦するなど、出走メンバーの血統は多彩。そのせいか過去20年で複数の勝ち馬を出しているのはサンデーサイレンス(3勝)とブライアンズタイム(2勝)だけだ。

 特にここ16年間は勝ち馬の父がすべて異なっていることに注目しておきたい。

5)母の父はスタミナ型かスピード型か

 連対馬の母父は、朝日杯との相性が別格といえるサンデーサイレンスを除けば2つのタイプに大別できる。

 スタミナ型といえるのが、凱旋門賞勝ち馬のRainbow Quest、欧州ナンバー1種牡馬Sadler's Wells、さらには天皇賞馬のタイテエムとメジロマックイーン、北米長距離で活躍したエルセニョールといったあたりだ。

 いっぽうスピード型はStorm Cat、テンビー、Grand Slam、Bahri、Meadowlake。このあたりは早熟の印象も抱かせる。

 母の父の一番手は前述の通りサンデーサイレンスだが、それ以外では、中途半端な中距離型よりもスタミナ型か早熟スピード型であることを重視したい。

結論

 父は「ノーザンダンサー系/サンデーサイレンス以外のヘイルトゥリーズン系/ミスタープロスペクター系」で「内国産または欧州系のマイラー」、そして「過去に朝日杯勝ち馬を出していない」という種牡馬がベスト。母父は「サンデーサイレンスが一番手で、それ以外ならスタミナ型か早熟スピード型」ということになる。

 コディーノは父がキングカメハメハ×母父サンデーサイレンス。キングカメハメハが過去に朝日杯勝ち馬を出していることがネック。

 ならば父がノーザンダンサー系のローエングリン(マイラーズC2勝)×母父サンデーサイレンスの2頭、ゴットフリートとロゴタイプを推したい。

 ほかでは父がミスタープロスペクター系Tamayuz(ジャック・ル・マロワ賞)×母父がその他のPiccolo(ナンソープS)というマイネルエテルネル、父がミスタープロスペクター系アドマイヤムーン(ドバイデューティーフリー)×母父タイキシャトルのアットウィルにも注目だ。

【ゴットフリートの血統表】

ゴットフリートの血統表

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