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第62回 朝日杯フューチュリティステークス特集 2010年12月19日(日)15時25分発走 中山競馬場 芝1600m

【サダムパテック】破壊力ある末脚で2歳王者へ

サダムパテック写真
東京スポーツ杯2歳Sを完勝したサダムパテック

初戦こそ2着と落としたが、同じ京都芝1600mでの2戦目で時計を大幅に短縮。内の好位で立ち回り、1分34秒3の好タイムで3馬身突き抜けた。続く前走東京スポーツ杯2歳Sではスタートがひと息で後方から。向正面ではクビを上げてしまったが、そのまま中団でなんとかなだめられた。最後の直線に入ると馬場の中ほどから強烈な末脚。メンバー中最速となる上がり33秒7の脚で切り裂き、3馬身半抜けた。2戦目もゲートが悪かったように課題は残っているが、素質馬が揃った前走で一頭だけ次元が違う走り。2歳王者にふさわしい存在と言えるだろう。


【グランプリボス】マイル戦でも軽視できない

グランプリボス写真
京王杯2歳Sで巻き返しに成功したグランプリボス

8月の札幌芝1500mでデビューし、1番人気のオールアズワンを封じて2番手から抜けだした。同馬は後に札幌2歳Sを優勝。この点も評価されてデイリー杯2歳Sでは3番人気に支持されたが、好位追走から伸びを欠き7着に終わった。よって、前走京王杯2歳Sでは7番人気と評価が急落。しかし、今度は外目の好位からしっかりと伸びて重賞初制覇を飾った。勝因は距離短縮だけでなく、調子が上がっていたこともあるだろう。サクラバクシンオー産駒とはいえ、マイル戦でも軽視できない。前走時の調子を維持していれば好勝負になるはず。


【リアルインパクト】収穫があった京王杯2歳S

前走京王杯2歳Sは2番人気に支持されて2着という結果。デビュー戦と同じ東京芝1400mの舞台ではあったが、初戦は前半800m通過が51秒0という超スローペースを3番手から抜けられた楽な展開。重賞ではそんなペースになるはずもなく、前半800m通過が47秒5。自然と中団からの競馬となったが、上がり3ハロンは33秒5。初戦と0.1秒しか変わらない瞬発力を繰り出せたことは大きな収穫だ。半兄にアイルラヴァゲインがいる血統で、母も現役時代はスプリンター。父ディープインパクトながら距離延長がどうでるか。ただ、兄は中山芝コースが得意だ。楽しみはある。

【アドマイヤサガス】デイリー杯2歳Sで2着

7月のデビュー戦で4着に敗れた後、9月の阪神芝1600mで初勝利を飾った。次走はデイリー杯2歳Sに挑戦。先週の阪神JFを制したレーヴディソールの強さばかりが目立ったレースだったが、本馬も馬場の外目からしっかりと末脚を伸ばして2着を確保していた。栗東の坂路で好時計を出せる馬で、フジキセキ×Gone Westという配合からも距離はマイル前後が合っているはず。中山芝1600mの舞台は向く印象を受ける。先団でうまく立ち回ることができれば、上位争いに顔を出すことができそうだ。

【リフトザウイングス】能力はあるが良化途上

新種牡馬ハーツクライの仔で、母レンドフェリーチェは03年紫苑Sを優勝。前走東京スポーツ杯2歳Sはサダムパテックに完敗の2着だったものの、上がり3ハロンは同馬と同じ最速タイだった。デビュー時の馬体重530キロから徐々に絞れているように、使われつつ良化。血統馬の片りんを見せている。ただ、まだ完成にはほど遠い印象。未勝利勝ちは重馬場の京都芝2000m。現時点でのスタート後の行きっぷり、気性や器用さを考えても中山のマイルG1がベストの舞台には見えない。今回も遅れて差す形になるだろうか。終いの伸びに徹してどこまで。

【マジカルポケット】函館2歳Sからのぶっつけ

マジカルポケット写真
函館2歳Sを制したマジカルポケット

6月に行われた函館芝1200mの新馬戦を逃げ切り勝ち。続く函館2歳Sは好位の馬込みで脚を溜める競馬。最後の直線で先に抜けだしたマイネショコラーデをゴール寸前で差し切り優勝。2戦2勝で函館2歳王者に輝いた。その後はひと息入れ、京王杯2歳Sから始動の予定だったらしいが、熱発で回避。順調さを欠いている臨戦過程となったのは気がかりだ。父はジャングルポケットながら半姉は1200〜1400mがベストのコウユーキズナ。距離延長に課題を残すし、函館2歳S組からはその後、目立つ活躍馬が出ていない点も気になるところ。


【ロビンフット】京王杯2歳Sは痛恨の出負け

前走京王杯2歳Sはスタートで出負け。あまりペースが上がらなかったことを考えると、致命的とも思えるロス。メンバー中最速となる上がり33秒4の末脚で6着まで挽回しただけに、もったいない一戦となってしまった。6月の函館でデビューし、すでに7戦を消化。上積みこそ薄いが、3勝を挙げている実績を見直す手はあるだろう。コスモス賞でマイネルギブソンを捕らえられなかった一方で、いちょうSでは先日の葉牡丹賞を勝ったショウナンパルフェらを完封。本来は前々で立ち回れるタイプなので、中山芝1600mは合っているはず。

【ブラウンワイルド】小倉2歳Sを制するも前走大敗

7月の小倉芝1200mでデビュー。9番人気の低評価を覆し、6馬身差の圧勝。1分07秒9のレコードタイムをマークする圧巻の走りだった。続くフェニックス賞ではシゲルキョクチョウの逃げを捕らえきれず2着に終わったが、次走小倉2歳Sで見事にリベンジ。再度終いを生かす競馬で、鮮やかに差し切った。しかし、前走京王杯2歳Sは12着。終始外を回ったとはいえ、残り200mですでに手ごたえがなかった。左回りがダメなのか、あるいは上がりの速さに限界があるのか。1200mでは忙しい感じだったので距離延長は問題はないはずだが、この大敗は心配。

【エーシンブラン】安定感はあるが底力は疑問

阪神芝1200mの新馬戦、ダリア賞とデビューから2連勝。その後は新潟2歳Sで後方からメンバー中最速の脚で追い込んで4着、いちょうSではスローペースを逃げての2着など、勝ち切れないながらもOPクラスを5戦してすべて5着以内に入っている。この安定感は魅力だが、これ以上の善戦を見込めるかは微妙。父はスウェプトオーヴァーボード。産駒は平坦の短距離を差してくるタイプが多く、底力を欠く。マイルG1で好走するイメージは薄い。前走京王杯2歳Sは5着。ひとまず同レースで先着された馬たちに対し、逆転を目指したいが果たして。

【リベルタス】良血馬だが晩成タイプ

半兄にローエングリン、レゴラス、ブレーヴハートらがいる注目馬。10月に行われた阪神芝1800mでデビューし、スローペースからの叩き合いを制し初勝利。2戦目の黄菊賞はミッキーマスカットの2着。そして前走千両賞で勝利して2勝目。初のマイル戦ながらスッと外目の好位につけ、1分34秒1の好時計で抜け出した。さすがに良血馬らしいところを見せている。ただ、早い時期から勝ち上がるものの、本格化は遅れがちな血統。実際、本馬も490キロ台の馬体を持て余し気味で、良化の余地は大きそう。現時点であまり大きな期待をかけるのはどうか。

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