JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場
第62回 朝日杯フューチュリティステークス特集 2010年12月19日(日)15時25分発走 中山競馬場 芝1600m

2歳牡馬チャンピオン決定戦 中山芝1600m〔Aコース〕

コース図(中山芝1600m)

内枠が有利なマイル戦

 5回中山開催3週目に行われる2歳牡馬チャンピオン決定戦。以前は2週目に行われていたが、08年にJCダートが1週繰り下がった関係で、このレースも同年から1週間繰り下がっている。それ以外の条件は変わっていない。過去10年、Aコースで行われている。今年も今開催は8日間通じてAコースが使用される。芝は4回開催で使用した野芝に洋芝(イタリアンライグラス)を混ぜたオーバーシード。例年馬場状態は良好で、稍重ぐらいまでならば時計は出る。今開催は初日の午前中こそ稍重だったが、その後は良馬場。先週土曜日に行われたラピスラズリS(中山芝1200m・古馬OP)では1分07秒3と、スプリンターズS並みの好時計が出た。本競走は良馬場ならば、1分34秒を切るか切らないかの時計になりそうだ。

 スタート地点は1コーナー横のポケット。外回りコース使用で、マイル戦はおむすび型のコース形態となっている。スタートしてすぐに右に曲がるカーブがあり、外回りコースの山の頂上が最初の難所。外枠の馬は脚質を問わず、必然的に外々を回らざるを得なくなり、非常に不利だ。過去10年、このレースでの7枠の成績は【0.0.2.18】、8枠の成績は【0.1.0.18】で不利なのが一目瞭然。対照的に1枠は【3.1.3.12】、2枠は【3.1.1.14】。距離のロスを抑えることができる内枠が有利だ。2コーナーから向正面は下り坂。3コーナーから4コーナーにかけてはほぼ平坦で、310mの最後の直線に入る。ゴール前は、残り約200mで2m弱の勾配を駆け上がる急坂が待ち構える。

レース写真(中山芝1600m)

淀みないペースに対応できるか

 このようなコース形態のため、レースの前後半の3ハロンは後半の方が時計がかかりやすい。ローズキングダムが勝利した昨年は34秒2-35秒6、セイウンワンダーが優勝した08年は34秒3-36秒3で、前後半で2秒の落差があった前傾ラップだった。過去10年、前半の600mより後半の600mが速かったのは、フサイチリシャールが勝った05年(35秒9‐34秒7)しかない。2歳戦でもマイルG1らしく淀みがないペースになる。

 よって、まだキャリアが浅い2歳馬であっても、これまでに厳しいペースを経験し、好走しているかというのが重要になってくる。マイル戦以上の距離経験がある馬でも、道中が緩んだ上がり3ハロンの競馬しか経験していないような馬は、凡走する危険がある(昨年のローズキングダムはあっさりと対応したが)。仮に1400mぐらいまでしか距離経験がなくても、厳しい流れを先行して押し切ったことがあるような馬の方が、今回のペースには対応しやすい。

 最後に急坂があっても直線距離が短いため、直線入り口で前の馬を射程圏内に捕らえる形が理想。過去10年、逃げ切っての優勝は07年のゴスホークケンのみと、逃げ切り勝ちが難しい芸当であるのは確かだが、2着は2頭、3着も1頭いる。道中前々で競馬ができる馬から入るのがセオリー。内枠スタートから先行して立ち回れるタイプが最強。先行馬の成績は【6.2.5.20】(過去10年)で、複勝率は40%近くある。差し馬ならば馬込みで折り合い、距離ロスをあまりせずに立ち回り、最後の直線で上手く馬群を割ってくるような競馬をしたい。大外からまくり切って勝つには、相当能力が抜けていないと厳しい。

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN