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テスタマッタ 大一番で見せた一世一代の末脚[2012年]

ダートで才能が開花

 2008年の秋、芝のマイル戦で後の京成杯勝ち馬アーリーロブストやニュージーランドTで2着となるティアップゴールドを破る鋭い追い込みを見せてデビュー勝利を飾ったテスタマッタ。が、その後も芝のレースを走り続けて4連敗を喫する。

 もともとテスタマッタは、父はウッドメモリアルS勝ち馬Tapit、母の父はブリーダーズCクラシックの覇者Concernとバリバリの北米ダート血統だ。09年春、6戦目からダートへと主戦場を移すと、やはり血の力か、瞬く間に出世を遂げる。直線一気の豪脚で500万下を勝ち上がり、1000万下・出石特別も古馬相手に力強く差し切り勝ち。大井競馬場で開催されたジャパンダートダービーでも切れ味炸裂。ユニコーンS勝ち馬シルクメビウスや兵庫チャンピオンシップを制したゴールデンチケットらを一蹴し、重賞初挑戦初制覇を果たすのである。

強豪に何度も跳ね返される

テスタマッタ写真

 ダート路線の主役候補へと躍り出たはずのテスタマッタだったが、なかなか中心的存在の位置にたどり着くことはできなかった。

 3歳秋の浦和記念は3着。10年・明け4歳初戦の川崎記念も3着、フェブラリーSは2馬身半差の2着。翌11年、マーチSで久々の勝利をあげるが、その後はまたも勝ち運に見放され、東海Sが4着、マリーンSが2着、ジャパンカップダートが12着、東京大賞典は3着と苦戦を続けていく。

 ヴァーミリアン、フリオーソ、ワンダーアキュート、エスポワールシチー、トランセンド、スマートファルコンといったダートの強豪たちに、何度も跳ね返される日々だった。

 12年、6歳となったテスタマッタのシーズン初戦は根岸Sでここも3着に惜敗。続く第29回フェブラリーSには、単勝オッズ24.3倍の7番人気、伏兵として挑むこととなる。

直線半ばで一気に突き抜ける

 ここでテスタマッタは一世一代のレースを実現させる。

 連覇を目指す1番人気トランセンド、2年前の覇者で3番人気のエスポワールシチーら有力先行勢が後続を突き放すのに苦労し、2番人気ワンダーアキュートの差し脚も抜け出すには至らない。そこへ、大外から一気に襲いかかったのがテスタマッタだった。

 後方でしっかりと脚をため、持ち味であるパワフルな末脚にすべてを賭ける走り。直線半ばで突き抜け、そのままシルクフォーチュンに2馬身差をつけてのゴールだ。誰もが驚いた、渾身のラストスパートだった。

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