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サクセスブロッケン 強いライバルを破り古馬の頂点へ[2009年]

3歳ダート王までの順調な道のり

 圧勝に次ぐ圧勝。砂をかき上げながら力強く駆けるサクセスブロッケンに、誰もが見惚れた。

 2歳11月の新馬戦は、2着に「大差」をつけたうえにレコードタイムもマークしての逃げ切り勝ちだった。3歳初戦の黒竹賞で後の重賞ウィナー・クリールパッションに3馬身半、3着馬にはさらに8馬身もの差をつけて2勝目をマークし、ヒヤシンスSでは後続を4馬身も突き放してみせる。端午Sでは、ユニコーンSを圧勝することになるユビキタスを5馬身も置き去りにするレースを見せた。

 果敢な日本ダービー挑戦は最下位に終わったが、ダート実績しかないサクセスブロッケンが3番人気に推されたのは、それだけ多くの人がこの馬の潜在能力を高く評価した証拠だ。事実、ジャパンダートダービーではスマートファルコンを3馬身半差で破って初のJpnI優勝、堂々と3歳ダート王の座に就いたのだった。

古馬のライバルは多く、しかも強かった

サクセスブロッケン写真

 が、そこからの4戦は古馬の壁に跳ね返されることとなる。

 JBCクラシックでは、ダートの絶対王者ヴァーミリアンにクビ差競り負かされてしまった。ジャパンカップダートではそのヴァーミリアンに次ぐ2番人気に推されたものの、逃げてマークされる展開が響いたか、ダートでは初の着外となる8着に沈む。勝ったのは、屈腱炎から鮮やかに復帰して5つ目のダートGIを手にしたカネヒキリだった。

 その年の暮れ、東京大賞典ではまたもカネヒキリ、ヴァーミリアンと激突。2頭がデスマッチのごとく叩き合い、結局カネヒキリがクビ差で勝利したのだが、サクセスブロッケンはそこから2馬身半後方の3着に終わる。4歳シーズン初戦の川崎記念もカネヒキリが勝利、サクセスブロッケンは2着フリオーソから3馬身離された3着にとどまった。

 敵は多く、しかも強かった。ライバルに恵まれすぎたといえるほど厳しい戦いだった。

過酷な一戦でついにつかんだGIタイトル

 どうしてもライバルたちに勝てない中で迎えたのが、2009年・第26回フェブラリーS。もちろんカネヒキリがいた。ヴァーミリアンも参戦してきた。さらには米G2勝ちのある素質馬カジノドライヴも出走、エルムSと根岸Sを連勝したフェラーリピサや、逃げ脚光るエスポワールシチーもゲートに収まる。

 これまで以上に過酷な一戦。だがそれが、サクセスブロッケンのポテンシャルを最大限に引き出すことになる。

 ハイペースで飛ばしたエスポワールシチーを、直線でサクセスブロッケン、カネヒキリ、カジノドライヴが交わしていく。3頭は死力を振り絞って壮絶に叩き合ったが、ゴールではサクセスブロッケンがわずかにクビ差だけ抜け出していた。勝ちタイムは1分34秒6のレコードだ。

 何度も打ちのめされた相手を根性でねじ伏せて、サクセスブロッケンはようやく栄冠をつかんだのだった。

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