G1特集 第34回 フェブラリーステークスG1特集 第34回 フェブラリーステークス

歴代優勝馬ピックアップ

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ダート王者の強さを見せつける快勝劇
2008年 ヴァーミリアン

歴代優勝馬ピックアップ

予定していた川崎記念を熱発のために回避したヴァーミリアン。しかし、フェブラリーSではその影響をまったく感じさせない王者の強さを見せつけた。

ダートへ転向して頂点を極める

2004年のラジオたんぱ杯2歳S優勝でクラシック候補に名乗りをあげたヴァーミリアンだったが、そこに待ち受けていたのはディープインパクト。結果、皐月賞12着、神戸新聞杯10着など、あまりに高い壁を前にして涙を飲み、ダート路線への転向を決意する。

これが奏功する。初ダートとなったエニフSを勝利で飾り、続く彩の国浦和記念も制覇。翌06年にはダイオライト記念と名古屋グランプリを勝ち、07年には川崎記念で念願のビッグタイトル獲得と、一気にダート界の強豪へと昇り詰めていったのである。

ドバイワールドカップでも4着と健闘したヴァーミリアンは、帰国後、自らの地位を盤石なものとしていく。JBCクラシックでは公営の強豪フリオーソを破り、ジャパンカップダートではレコードタイムを叩き出して、東京大賞典も4馬身差の圧勝。完全に頂点を極めると、翌08年、2年連続となるドバイ遠征のステップとして第25回フェブラリーSへと臨むことになる。

1番人気に応える見事な走りっぷり

本来出走を予定していた川崎記念を熱発のため回避、急遽このレースへと回ってきていたヴァーミリアンだったが、ローテーションが狂った影響など感じさせない強さを披露。好位追走から抜群の手応えで直線へ向かうと、余裕たっぷりに抜け出してブルーコンコルドに1馬身4分の3差をつけてゴール。単勝オッズ2.4倍の1番人気に応えてみせる。

以後も息の長い活躍を見せたヴァーミリアンは、G1およびJpn1通算9勝など数々の金字塔を打ち立てていくのであった。