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アドマイヤドン 路線変更で開眼 [2004年]

クラシック戦線からの転向

 2001年・朝日杯フューチュリティSを制して2歳王者の座に就き、3歳クラシックでは皐月賞7着、日本ダービー6着、菊花賞4着と、勝てないまでも健闘を続けたアドマイヤドン。母は名牝ベガという血統もあり、多くのファンが「今後も芝の重賞路線で活躍してくれるのではないか」「マイル〜中距離ならかなりやれるはず」などと思っていたはずだ。

 ところが一転、菊花賞からわずか2週間後のJBCクラシックに出走、直線だけで2着プリエミネンスを7馬身も突き放す強いレースぶりでここを快勝してしまう。

 ただ、砂上での能力の高さは早くも1年前に芽吹いていた。2歳10月・ダート1400mの新馬戦で、やはり直線だけで8馬身突き放す圧勝デビューを飾っていたのだ。JBCクラシックはそれ以来のダート戦だったが、ダートこそアドマイヤドンが存分に潜在能力を発揮できる舞台だったのである。

ダート最強馬への階段

アドマイヤドン写真

 そこからは迷いがなかった。アドマイヤドンは、砂の絶対王者への道を突き進む。ジャパンカップダートでは3着、翌2003年のフェブラリーSでは11着と敗れたものの、立て直された秋シーズンからはふたたびダートでの強さを見せつけた。

 まずはエルムS。3コーナーからマクって出る強気の競馬で2着を9馬身もちぎる圧勝で復活。続くマイルチャンピオンシップ南部杯も、余裕たっぷりに4馬身差圧勝。JBCクラシックでは2着スターキングマンに3馬身差をつけて連覇を成し遂げた。

 ジャパンカップダートはアメリカ馬フリートストリートダンサーのレコード駆けにハナ差競り負けたが、間違いなくアドマイヤドンこそ、この時代のダート最強馬といえただろう。その事実を証明してみせたのが2004年の第21回フェブラリーSである。

2年連続最優秀ダートホース

 単勝オッズ1.3倍の圧倒的人気を背負って中団を進むアドマイヤドン。4コーナーでは大外を回り、余裕の手ごたえで直線へと向かう。そして残り150mで堂々先頭に立つと、馬群を突いて脚を伸ばしてきたサイレントディールを2分の1馬身押さえて先頭でゴールへと飛び込んだのであった。

 この後も、帝王賞1着、JBCクラシック3連覇達成と砂での勝利を積み重ねたアドマイヤドン。JRA賞最優秀2歳牡馬から、2003年・2004年は2年連続でJRA賞最優秀ダートホースに選出と、鮮やかな転身を成功させた、異色のダート王であった。

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