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ノボトゥルー 頂点を制し、全国行脚の旅へ [2001年]

いずれ劣らぬ強豪揃い

 短距離馬から中長距離馬まで、ダート戦線のトップクラスが集うフェブラリーS。2001年・第18回のレースにも当時の砂路線を代表する強豪が揃っていた。前年のジャパンCダート1〜2着馬であるウイングアローとサンフォードシチー、マイルCS南部杯を勝ったゴールドティアラ、帝王賞と東京大賞典の勝ち馬ファストフレンド、平安S勝利で勢いに乗るマンボツイストなどだ。さらに牝馬・芝路線からはトゥザヴィクトリーも参戦、上位人気拮抗の模様でゲートは開く。

平凡なダート条件馬の「急変」

ノボトゥルー写真

 この一戦を制したのがノボトゥルーだ。

 ノボトゥルーは、ともに米G1勝ち馬である父Broad Brushと母Nastiqueの間に生まれた期待の外国産馬。だがデビューからしばらくは、目立たぬ成績を積み上げるだけだった。2歳戦は未勝利勝ちのみの4戦1勝、3歳時は9戦1勝、4歳時は11戦2勝。勝ったり負けたりを繰り返す、どこにでもいそうなダート条件馬だったのである。

 ところが5歳を迎えたと同時に急変する。準オープンのジャニュアリーSを直線一気の豪脚で勝利すると、続く根岸Sではブロードアピール、サンフォードシチー、ゴールドティアラといった一線級を破っての重賞初制覇。素晴らしい充実ぶりを示してのフェブラリーS挑戦となったのである。

 ノボトゥルーが描く上昇曲線は、大一番でも緩むことはなかった。鞍上は根岸Sに引き続き、前年の優勝ジョッキーであるO・ペリエ。その手綱さばきに導かれて、ノボトゥルーは渾身の走りを披露する。

3連勝でダート路線の頂点へ

 直線、まず抜け出したのはトゥザヴィクトリーだ。初ダートながら懸命の粘りを見せる。中団につけていたノボトゥルーは、これを目がけて猛然とスパート。鮮やかにトゥザヴィクトリーを交わし去ると、追い込んできたウイングアローに1馬身4分の1差をつけ、しかもペリエ騎手がスタンドにVサインを見せつけながらゴールするという快勝の1着となる。ノボトゥルーは、怒涛の3連勝でダート路線の頂点へと立ったのである。

 以後は交流競走を中心に走り続け、札幌、盛岡、高知、佐賀など、日本全国を股にかけて12歳まで、計88戦もレースに挑んだノボトゥルー。フェブラリーS出走も、歴代最多となる6回を記録した。

 まさに“フェブラリーSの顔”ともいえる生涯のスタートとなったのが、GI初出走初勝利を果たしたこのレースであった。

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