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ウイングアロー 頂点までの長い道のり [2000年]

順調に3歳ダート最強馬へ

 初勝利は名古屋の交流競走、2勝目は阪神のダート1800mであげ、日本ダービー出走をにらんでプリンシパルSに挑むも13着に敗れると、続くダートのマイル戦・菖蒲Sでは最後方からのブッコ抜きで勝利。

 この時点でウイングアローが進むべき道は、ハッキリ決まったといえるだろう。

 その通り、ダートで連勝街道を突き進むことになるウイングアロー。名古屋優駿で重賞初制覇を果たすと、旭川のグランシャリオCは4馬身差で圧勝、ユニコーンSでは2着を2馬身半突き放し、大井のスーパーダートダービーでは単勝オッズ1.3倍の支持に応えて同じく2馬身半差の快勝を飾る。

思わぬスランプ

ウイングアロー写真

 もはや頂点に立つのは間違いなしと思われたウイングアローだったが、そこからは逆に苦難の連続だった。

 ダービーグランプリはナリタホマレに屈しての2着。1999年の4歳シーズンはプロキオンSが3着、南部杯とトパーズSも3着、東海ウインターSでは2着に終わり、浦和記念でもまた2着。さらに明け5歳初戦の2000年・平安Sでは5着に敗退……。

 脚元の不安と戦いながら、水沢、阪神、盛岡、京都、小倉、浦和と、場所をいとわず駆け続けたものの、1年以上も勝ち星をあげられずに過ごしたのである。

名手との出会い

 このままでは“善戦マン”に終わってしまうところだが、大一番・フェブラリーSでは救いの神が現れた。オリビエ・ペリエだ。1994年末から毎年この時期に短期免許を取得して来日、毎回重賞制覇を達成。すでにJRA通算100勝を超え、残る目標はGI制覇あるのみとなったエースである。

 名手の手綱さばきと、全国各地で闘い続けて培ったウイングアローの末脚とは、抜群の相性を見せた。やや立ち遅れ気味のスタートとなったが、ハイペースを感じ取ったペリエ騎手は最後方でジっと我慢。直線に入ると外へ持ち出し、怒涛の追込みを敢行する。全身をダイナミックに使って追うペリエにウイングアローもよく応えた。内で叩き合うゴールドティアラやファストフレンド、メイセイオペラなどを捉え、16頭中15頭が重賞ウィナーという豪華メンバーによる一戦を大外から鮮やかに差し切ってみせたのである。

 人馬そろってのJRA GI初制覇。さらにウイングアローはこの年ジャパンカップダートも制してダート二冠を達成し、ようやく頂点を極めたのであった。

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