G1特集 第34回 フェブラリーステークスG1特集 第34回 フェブラリーステークス

調教情報

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カフジテイク

前走の4日後には早くも馬場入りを再開してきちんと調教を積まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は坂路単走で追われ、先週は助手騎乗で800m53.6秒と平凡な時計だが、馬場の荒れた時間帯だっただけに問題なし。今週は津村騎手を背に終い一杯に追われ、800m52.1秒としっかり負荷をかけられた。上積みは感じられないが、前走時の状態は維持できている。

ベストウォーリア

前走から中2週で再度の東京遠征になるが、軽めとはいえ先週からきちんと追い切りを消化しており、疲れも感じさせず調整過程は順調だ。今週は助手を背に、坂路で格下の僚馬と併せ馬。ラスト200mまでは併走していたが、そこからは一杯に追われる相手を尻目に強め程度できっちり突き放した。時計的にもこの馬としては問題ない数字で、状態面は万全といえそうだ。

モーニン

前走後は放牧を挟んで1月前半に栗東へ帰厩。1月後半にフレグモーネで馬場入りを休むアクシデントはあったが、2月だけで5本の追い切りをこなしており、大きな影響はないと見ていい。ここ2週は助手を背に坂路で追われ、先週は格下馬と併せてきっちり先着。今週は単走で終いだけ追われ、800m50.4秒、ラスト11.9秒の好時計をマークした。絶好の仕上がりと見てよさそうだ。

ゴールドドリーム

前走後は放牧を挟んでレースのほぼ1ヶ月前に栗東へ帰厩。強めの追い切りはここ2週だけだが、坂路で軽めとはいえほぼ連日登坂しており、調教量に問題はないと見ていいだろう。今週はM.デムーロ騎手を背にWコースで僚馬を大きく追走してスタート。4角で追いついてラスト200m過ぎから強めに追われ、きっちり先着した。力を出せる状態には仕上がっている印象だ。

サウンドトゥルー

川崎記念から中1週半という厳しい臨戦過程だが、前走の4日後には馬場入りを再開して順調に乗り込まれており、疲労残りの心配はないと見ていいだろう。今週はいつもと同じく坂路で軽めを1本登った後、2本目が本追い切り。助手を背に単走で800m54.0秒、ラスト200m12.9秒とごく平凡な時計だが、余裕残しの内容だっただけに問題はない。前走の状態は維持できている。

ノンコノユメ

前走後はWコース、坂路、プールを併用して入念に乗り込まれており、調教量は十分といっていい。ここ2週は助手を背にWコースで僚馬と併せ、先週は内から並びかけて一杯に追われた。今週は3頭併せの大外で終始先頭を走る形でそのままゴール。2週共に時計は地味だが、Wチップでは調教駆けしないだけに全く問題はない。現状の力は出し切れる状態だ。

コパノリッキー

前走後は放牧を挟んで1月末に栗東へ帰厩。ごく軽めの内容を含めると6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。先週は武豊騎手を背にWコース単走で追われ、余裕残しの手応えで1000m65秒台をマーク。今週は助手を背に坂路で僚馬を追走する形から馬なりで交わすと、軽く気合をつけられた程度で楽々先着した。近走不振だが、状態面に全く問題ない。

アスカノロマン

東海Sから中3週という臨戦過程は昨年と同じだが、今年は中間の追い切り内容が明らかに強化されており、不完全燃焼に終わった前走から巻き返しへ向けて意欲的な調整過程といえる。今週は助手を背にWコースで単走追い。先週一杯に追われているだけに1000m67秒台と軽めだったが、実に素軽い動きが目についた。凡走後だが状態面に不安はなく、好仕上がりと見ていい。

その他の出走馬

エイシンバッケンは中2週で再度の東京遠征前ながら、先週、今週と坂路できちんと追い切りを消化しており、動きも良く好調キープ。ホワイトフーガはここ2週坂路で追われ、先週は併せ馬で一杯追い。今週は蛯名騎手を背に軽快な動きを見せており、実力を出せる仕上がり。ケイティブレイブは幸騎手を背に坂路でオープン馬と併せ、素軽い動きを見せて楽に先着しており、凡走後だが好状態と見てよさそうだ。