第34回フェブラリーステークスレース結果回顧・払戻｜GⅠ特集

レース結果回顧・払戻

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レース結果

ゴールドドリーム、叩き合いを制してＧ１初制覇！

第34回フェブラリーＳはＭ.デムーロ騎手騎乗の２番人気ゴールドドリームが、中団追走から外を回って最後の直線に入ると、力強い伸び。最後は激しい叩き合いを制してＧ１初制覇を飾った。勝ち時計は1分35秒1（良）。鞍上のデムーロ騎手は、昨年のモーニンに続きこのレース２勝目。本馬を管理する平田修調教師はこのレース初勝利となった。

２着はクビ差で戸崎圭太騎手騎乗の５番人気ベストウォーリア。３着は3/4馬身差で津村明秀騎手騎乗の１番人気カフジテイク。

レース展開・総括

インカンテーションが押してハナへ

シケンモノノフも先行。２馬身遅れて単独の３番手に４番コパノリッキー。外から15番ケイティブレイブ、中に６番モーニンが追走。１馬身差で５番アスカノロマン。内から２番ホワイトフーガが追い上げ、ちょうど中団に９番ベストウォーリア。２馬身差で３番ゴールドドリームがつけ、14番キングズガードが外。内から７番ブライトライン、外からは11番ノンコノユメ。３馬身切れて13番エイシンバッケン。それから１番サウンドトゥルーと10番カフジテイク。差がなく最後方から８番デニムアンドルビーが追走した。

インカンテーションは２馬身のリードで３～４コーナーへ。前半800m通過は46秒2で平均ペース。ニシケンモノノフが続き、コパノリッキーも手ごたえよく進み４コーナーをカーブ。ベストウォーリアは馬群の中で我慢し、ゴールドドリームは外を回って最後の直線へ。カフジテイクも大外を回って、最後の直線にかけた。

ベストウォーリアとの激しい叩き合いを制す

残り400mを過ぎるとインカンテーション、ニシケンモノノフ、コパノリッキーらが横一線に並んでの叩き合い。差がなく内からベストウォーリアが接近し、外からゴールドドリームも叩き合いに加わった。残り200mを過ぎるとゴールドドリームとベストウォーリアが先頭に踊り出て、最後の凌ぎ合い。ベストウォーリアが二の脚でグイと前に出るが、ゴールドドリームも力強い伸びで差し返す。大外からはカフジテイクが凄い追い込みで迫るが、ゴールドドリームがそのまま押さえ切って先頭でゴールした。

今後は安定感を増し、地方でも力を示したい

チャンピオンズＣで不覚を取ったゴールドドリームだったが、今回も人気を集め、それに応える見事な走り。東京ダート1600mという舞台もこの馬には最高だったが、ここで真の力を示した。Ｇ１馬としてふさわしい力の持ち主だ。今後は安定感を示し、地方の馬場でも信頼を得られるかがポイントとなってくるだろう。ベストウォーリアは悔しい惜敗。明け７歳にして、最高の競馬を見せており衰えなどは全く見られない。１番人気のカフジテイクは自分の競馬に徹しての結果。力を出し切っており、仕方がない。

【第34回フェブラリーステークス　成績表】

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着順	枠番	馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	タイム	着差
1	2	3	ゴールドドリーム	牡4	57	Ｍ．デムーロ	1.35.1
2	5	9	ベストウォーリア	牡7	57	戸崎圭太	1.35.1	クビ
3	5	10	カフジテイク	牡5	57	津村明秀	1.35.2	3/4
4	7	13	エイシンバッケン	牡5	57	岩田康誠	1.35.4	1 1/4
5	6	12	ニシケンモノノフ	牡6	57	横山典弘	1.35.6	1 1/4
6	8	15	ケイティブレイブ	牡4	57	幸英明	1.35.6	ハナ
7	6	11	ノンコノユメ	セ5	57	ルメール	1.35.7	クビ
8	1	1	サウンドトゥルー	セ7	57	柴田善臣	1.35.7	ハナ
9	1	2	ホワイトフーガ	牝5	55	蛯名正義	1.35.9	1 1/4
10	4	7	ブライトライン	牡8	57	石橋脩	1.36.0	1/2
11	7	14	キングズガード	牡6	57	藤岡佑介	1.36.0	クビ
12	3	6	モーニン	牡5	57	ムーア	1.36.1	クビ
13	8	16	インカンテーション	牡7	57	藤岡康太	1.36.5	2 1/2
14	2	4	コパノリッキー	牡7	57	武豊	1.36.5	クビ
15	3	5	アスカノロマン	牡6	57	和田竜二	1.36.6	1/2
16	4	8	デニムアンドルビー	牝7	55	内田博幸	1.36.7	1/2

【第34回フェブラリーステークス　払戻金】