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ダート最強マイラー決定戦 東京ダート1600m

コース図(東京ダート1600m)馬場がしぶれば34秒台の決着

 1回東京開催の最終日に施行。東京ダートコースのクッション砂の砂厚は9.0cmで調整されている。本競走がG1に昇格した97年ごろは1分36秒から1分37秒台の決着だったが、近年はダートの高速化が進んでおり、例年速い時計の決着となっている。特に道悪になると一気に時計が速くなり、本来良馬場で要求される以上のスピード能力が問われることになる。過去10年、不良馬場で行われた年は2度あるが、05年はメイショウボーラーが1分34秒7のレコードで優勝、07年にサンライズバッカスが制した年は1分34秒8。昨年は稍重であったが、優勝したサクセスブロッケンが叩き出したタイムは1分34秒6のレコードだった。芝並の時計といっていいだろう。今年も稍重以上悪化すれば34秒台の決着、良馬場でも35秒台前半のタイムが予想される。

レース写真(東京ダート1600m)外枠が非常に有利

 スタート地点は2コーナー奥のポケット。芝部分からの発馬で、外枠に行くほど芝を走る距離が長くなる。京都・阪神のダート1400m、中山ダート1200mも芝スタートであり、ダートレースの芝スタートはめずらしくないこととはいえ、G1競走でこのような舞台設定がベストであるはずがない。実際、本競走では枠順の傾向が顕著。過去10年、1枠から4枠の優勝はゼロ。2着が5回、3着が4回という成績。優勝馬はすべて5枠より外で、8枠が【4.0.4.10】と最も好成績を残している。ハッキリ外枠が有利なレースと言える。

 最初の3コーナーまでの距離は直線だけで600m以上あり、最後の直線距離よりも長いためテンから速く流れる状況にある。その度合いはメンバー構成に左右され、年によって異なるが、前半600mの方が後半の600mよりも確実に速くなる。過去10年、前半600mが最も速くなったのは06年の33秒9。ここまで速くならなくとも34秒台で流れれば、差し馬が有利の流れになる。この流れを先行して押し切る、あるいは粘り通すには相当な能力が必要だ。

ダート最強馬の資質を問われる

 テンのスピードを少し落として中盤を経て、最後の直線勝負へ。平均よりも速い流れが約束されているので、距離ロスを避けるために内をキッチリ回る必要はないし、インコースもそうは開かない。末脚勝負の馬は普通に外に出し、なるべく早くトップギアに入れられるような体勢を取りたい。メンバー中最速の上がりを使った馬が上位に来やすいレースで、上がり35秒台の脚を使えるかどうかがポイント。これはダート馬にとってはかなり過酷な数字。G1に出走してくるような馬でも、この上がりを出せる馬と出せない馬が出てくる。

 序盤から速い流れを追走しつつ、なおかつ速い上がりが必要なことから、ダート王者にふさわしい資質を要求される一戦。スピードの絶対値が高くてもスプリンターでは最後に脚が上がってしまうし、強烈な決め手を持つ馬でもスローペースの中長距離戦ばかりに慣れてしまっている馬では、差し遅れたり、追走に脚を使わされたりして伸びを欠く。ヴァーミリアンやカネヒキリ、アドマイヤドン、アグネスデジタルなど、過去の優勝馬の顔ぶれを見ると、マイル戦だけでなく中距離のダートG1でもトップの馬。JCダートと並ぶ、ダートの日本最強馬決定戦だ。

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