JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場
フェブラリーステークス特集
レース情報へ 歴代優勝馬ピックアップへ 過去の傾向へ 血統分析 コース解説へ 有力馬情報へ 調教情報へ レース回顧へ

3強の構図とダート&マイル適性を重視して勝ち馬を選べ

1)父・母父の系統は3強模様

 1999年以降(中山1800mでおこなわれた2003年を除く)10年間の連対馬は、のべ20頭。その父と母父を系統別に整理すると以下のようになる。


系統 成績
ノーザンダンサー系 3勝・2着6回
ヘイルトゥリーズン系 3勝・2着2回
ミスタープロスペクター系 3勝・2着1回
その他 1勝・2着1回
母父
ノーザンダンサー系 3勝・2着3回
ナスルーラ系 3勝・2着3回
ヘイルトゥリーズン系 3勝・2着2回
その他 1勝・2着2回


父ではノーザンダンサー、ヘイルトゥリーズン、ミスタープロスペクター、母父ではノーザンダンサー、ナスルーラ、ヘイルトゥリーズン、いずれも「3強血統」の様相を呈しており、連対の9割を占めている。

 同じダートG1のジャパンCダートでも、一応は、ミスタープロスペクター系、ノーザンダンサー系、ヘイルトゥリーズン系、ナスルーラ系が中心となっているが、ハビタット系やブランドフォード系、フェアウェイ系など活躍馬の父・母父は多岐に渡っている。

 それに比べるとフェブラリーSはわかりやすいと言えるはず。特に、ここ5年の勝ち馬は父・母父のどちらかがヘイルトゥリーズン系であることを覚えておきたい。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)やはり血統的なダート適性を重視したい

 下は勝ち馬の父と母父のダート実績を示した表だ。多くの馬が、ダートG1で走って不思議ではない血統的潜在能力を持っていそうなことがわかる。

 いかにも芝向きなメイセイオペラだって、父グランドオペラは種牡馬としてアマゾンオペラを出すなどダート適性の高さを示し、タカラマカンの父ダマスカスはプリークネスSやベルモントSなどダートで21勝した馬。芝長距離で活躍したアサティス(ウイングアローの父)だが、最初の3世代の産駒は芝で21勝、ダートで82勝と明らかにダート型種牡馬だった。

 一応は父・母父どちらかにダートG1級の血統的適性を求めたいところである。


勝ち馬 父馬 父のダート実績 母父 母父のダート実績
メイセイオペラ グランドオペラ 特になし タクラマカン 特になし
ウイングアロー アサティス 特になし ミスターシービー 特になし
ノボトゥルー Broad Brush 米G1を4勝 Naskra エヴァーグレーズSなど
アグネスデジタル Crafty Prospector ガルフストリームパークH2着 Chief's Crown 米BCジュベナイルなど
アドマイヤドン ティンバーカントリー プリークネスSなど トニービン 特になし
メイショウボーラー タイキシャトル ユニコーンS Storm Cat ヤングアメリカS
カネヒキリ フジキセキ 特になし Deputy Minister ヤングアメリカSなど
サンライズバッカス ヘネシー ホープフルS リアルシャダイ 特になし
ヴァーミリアン エルコンドルパサー 共同通信杯4歳S サンデーサイレンス 米3冠/BCクラシックなど
サクセスブロッケン シンボリクリスエス 特になし サンデーサイレンス 米3冠/BCクラシックなど

3)コース適性が明暗を分ける?

 不思議なのは、どんな条件でも必ず活躍するサンデーサイレンスが勝ち馬を送り出していないこと。中山でおこなわれたフェブラリーSでゴールドアリュールが勝利したが、東京では出走12回で2着がサイレントディールだけ、3着もトゥザヴィクトリーのみというのは、いかにも寂しい。

 またダート得意なブライアンズタイムも11戦して2着1回・3着1回。JCダート勝ち馬タイムパラドックスも、フェブラリーSでは3連敗を喫した。

 ひょっとするとフェブラリーSでは、特異な資質が求められるのかも知れない。ちなみに中山1800mと東京1600mの種牡馬別勝率ベスト10を比較すると、こんなデータが出てくる(1999年〜2009年/500万下以上/出走40回以上)。


中山ダート1800m 東京ダート1600m
順位 種牡馬 勝率 順位 種牡馬 勝率
1
フレンチデピュティ 13.6%
1
シンボリクリスエス
21.7%
2
サンデーサイレンス 13.5%
2
アグネスタキオン
16.7%
3
フォーティナイナー 12.8%
3
トニービン
15.4%
4
ブライアンズタイム 12.6%
4
クロフネ
12.5%
4
クロフネ 12.6%
5
サンデーサイレンス
12.2%
6
シンボリクリスエス 12.2%
6
ホワイトマズル
11.5%
7
ノーザンテースト 11.7%
7
エルコンドルパサー
11.0%
8
サクラローレル 11.3%
8
グラスワンダー
9.5%
9
ティンバーカントリー 10.7%
8
Seeking the Gold
9.5%
10
ペンタイア 10.2%
10
タヤスツヨシ
9.0%


数字的な落ち込みはさほど大きくないサンデーサイレンスだが、それ以上に東京1600mを得意とする種牡馬が多いことは事実。ブライアンズタイムにいたっては、東京では15位にまでランクを下げる。東京型種牡馬の顔ぶれを見ると、中山型より「最後の最後に伸びる能力がある」というイメージを抱いてしまうのだが、どうだろうか。

■■結論■■

 父・母父のどちらかがヘイルトゥリーズン系で、できれば配合相手はノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系、ナスルーラ系のどれか。父か母父がダートG1級で、東京得意な種牡馬であればベストだろう。

 最有力は連覇を狙うサクセスブロッケン。ゴールドアリュール産駒(コース勝率9.4%)のエスポワールシチーとオーロマイスターも悪くない。逆に評価を下げたいのは、父のコース適性が低いリーチザクラウンとロールオブザダイス。

 むしろ非ヘイルトゥリーズン系から、このコースに向くグロリアスノアやフサイチセブンを2着候補として注目してみたい。

【サクセスブロッケンの血統表】

サクセスブロッケンの血統表

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN