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フェブラリーステークス特集

東京ダート1600m

コース図芝スタートでいきなり
勝負どころ

 1回東京開催の最終日に施行。芝コースと違ってダートコースは開催を経ての馬場の痛みは伴わないが、天候が馬場状態にもたらす影響は大きい。今年に入り2度も開催中止・順延に見舞われているように、この時期は雨だけでなく降雪の心配が常にある。G1昇格後、最速の時計が出たのが不良馬場で行われた05年。メイショウボーラーが1分34秒7のレコードを叩き出した年で、道悪になると一気に時計が速くなり、本来良馬場で要求される以上のスピード能力が問われることになる。当日の馬場状態には要注意。

 スタート地点は2コーナー奥のポケット。芝部分からの発馬となり、本コースは東京芝2000mと同様にしばし物議を呼ぶコース設定。芝を走る距離が内より外の方が30mほど長いという事実はあるが、その点はあまり大きな問題ではない。芝のスタートそのものに問題があり、芝に慣れていない(馬が多い)ダート巧者にとっては滑って出負けするなどの懸念がある。まずはスタートで好発できるかが勝負の分かれ目。出遅れたらほぼ終わり。致命傷になる。

テンの3ハロンが速く差し馬有利

レース写真(東京ダート1600m) 最初の3コーナーまでの距離は直線だけで600m以上と、最後の直線距離よりも長いためテンから速く流れる状況にある。その度合いはメンバー構成に左右され、年によって異なるが、前半600mの方が後半の600mよりも確実に速くなる。過去10年、前半600mが最も速くなったのは06年の33秒9。ここまでいかずとも34秒台で流れれば、差し馬が有利の流れになる。この流れを先行して押し切る、あるいは残すには相当な能力が必要だ。

 テンのスピードを少し落として中盤を経て、最後の直線勝負へ。平均から速い流れが約束されているので、距離ロスを避けるために内をキッチリ回る必要はないし、インコースもそうは開かない。末脚勝負の馬は普通に外に出し、なるべく早くトップギアに入れられるような態勢を取りたい。メンバー中最速の上がりを使った馬が上位に来やすいレースで、上がり35秒台の脚を使えるかどうかがポイント。

マイル戦にふさわしい資質が必要

 相対的に速い流れを追走しつつ、なおかつ速い上がりが必要なことからマイル戦にふさわしい資質が要求される一戦。スピードの絶対値が高くてもスプリンターでは最後に脚が上がってしまうし、強烈な決め手を持つ馬でもスローペースの中長距離戦に適性が振れている馬では、差し遅れたり、追走に脚を使わされて伸びを欠く。過去のフェブラリーSや武蔵野Sだけでなく、盛岡の南部杯や船橋のかしわ記念でのパフォーマンスも参考にしたい。

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