G1特集 第41回 エリザベス女王杯G1特集 第41回 エリザベス女王杯

歴代優勝馬ピックアップ

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牡馬相手に揉まれて勝ち取った栄冠
2014年 ラキシス

歴代優勝馬ピックアップ

前年のエリザベス女王杯で2着と好走したラキシス。1年以上勝ち星から遠ざかっていたものの、ゴール前で1番人気ヌーヴォレコルトを見事に差し切って勝利を果たした。

牡馬相手の重賞でも健闘

2012年12月のデビュー戦を快勝したラキシスだったが、すみれS6着、フローラS11着に敗れて3歳春のクラシックには出走できなかった。とはいえ、当時は成長途上。夏を越すと逞しさを増し、500万下の甲武特別は2馬身半差1着、続く1000万下の鳴滝特別も差し切って2連勝をマークする。勢いに乗って挑んだ13年エリザベス女王杯もメイショウマンボの2着と大健闘。一躍、牝馬の成長株として注目を浴びるようになったのだった。

その後は丸1年、ラキシスは勝利から遠ざかる。ただし、内容は濃かった。京都記念は牡馬相手に0.3秒差4着。中日新聞杯でも牡馬と競り合い、ラブリーデイに先着して2着。ヴィクトリアマイルは15着に敗れたものの、秋はオールカマーで0.1秒差2着。条件さえ向けば、そして牝馬同士ならばと可能性を感じさせながら、14年の第39回エリザベス女王杯へと駒を進めたのである。

得意の距離で力強い末脚を発揮

3歳にはオークス馬ヌーヴォレコルトと秋華賞馬ショウナンパンドラ、同期の4歳には昨年の覇者メイショウマンボ、5歳にはヴィクトリアマイル2連覇のヴィルシーナなど難敵揃いの1戦。けれど、ラキシスの末脚には力強さが満ちていた。中団最内で流れに乗り、直線では狭い間隙をこじ開けるようにしてスパート。先に抜け出していたヌーヴォレコルトを1完歩ずつ追い詰め、最後にはクビ差交わして先頭ゴールを果たす。

2200mは過去に2勝、牡馬相手の重賞でも好走している舞台。相手は牝馬。まさにラキシス向きのレースでつかんだ栄冠だった。