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ダイワスカーレット まだ名牝への道半ば[2007年]

名牝となるべき血統

 メジロドーベル、ファレノプシス、スイープトウショウなど、時代を代表する名牝たちが勝ち馬として名を連ねるエリザベス女王杯。ここにダイワスカーレットが加わるのは、当然のことだったろう。

 ダイワスカーレットの父は、サンデーサイレンスの最良後継種牡馬との呼び声も高いアグネスタキオン。母は重賞3勝のスカーレットブーケ。6歳上の姉ダイワルージュは桜花賞3着と健闘し、3歳上の兄ダイワメジャーはマイル王として君臨していた。そんな血統的背景を持つダイワスカーレットにかけられた期待は、とてつもなく大きなものだった。

3歳牝馬の頂点へ

ダイワスカーレット写真

 期待以上の走りを、ダイワスカーレットは示し続けた。

 後に重賞ウィナーとなるサンライズマックスやトーホウレーサーら牡馬勢を一蹴してデビュー勝ちを果たし、2戦目・中京2歳Sではアドマイヤオーラを2分の1馬身封じ込んでの勝利。シンザン記念とチューリップ賞では2着に終わるが、桜花賞では雪辱。ウオッカに交わされるか、と思われた瞬間に二の脚を使う、勝負根性あふれる戴冠だった。

 秋初戦のローズSも制したダイワスカーレットは、秋華賞で3歳牝馬二冠を達成、堂々と同期の牝馬たちの頂点に立つ。

 ここまで来れば残る仕事は、年上の馬たちを倒し、現役牝馬最強の称号を手に入れること。その機会を与えられたのが2007年・第32回エリザベス女王杯だった。

時代を背負う名牝へ

 申し分のない相手が揃っていた。2年前のこのレースの覇者、宝塚記念の勝利もあるスイープトウショウ。前年に繰り上がりながらも優勝をつかんだフサイチパンドラ。さらには桜花賞馬キストゥヘヴン、あるいはアサヒライジング、ディアデラノビア、アドマイヤキッスなど牝馬のトップクラスが集まり、同じ3歳からはオークス馬ローブデコルテも参戦。出走取消となったウオッカや休養中のカワカミプリンセスは不在だったが、ここを勝てば現役最強牝馬の座にグっと近づくことは確実な一戦といえた。

 そしてダイワスカーレットは、鮮やかに勝った。ハナを切って自らレースを作り、そのまま誰にも先頭を譲らず、フサイチパンドラに4分の3馬身差をつけての勝利だ。

 これ以後もダイワスカーレットは、有馬記念2着、産経大阪杯1着、歴史的名勝負・天皇賞での2着など、着実に「時代を代表する名牝」としての歩みを続けていくのだった。

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