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フサイチパンドラ

思いもよらぬ繰り上がり1着

フサイチパンドラ写真 創設当初こそ古馬が優勢を誇ったエリザベス女王杯だが、近年では3歳勢が躍進。2002年から2006年までの5年間はすべて3歳馬が1番人気の支持を獲得し、勝ち星も3つ。すっかり形勢逆転の様相を見せている。

2006年も、そんな一戦だった。前年のこのレースの覇者スイープトウショウを押さえて1番人気に推されたのはカワカミプリンセス。デビューから4連勝でオークスを制し、5戦目の秋華賞も難なく勝利した無敗馬だ。そして結果も、カワカミプリンセスが2着争いに1馬身半の差をつけて1位入線を果たす。

ところが、思いも寄らぬどんでん返しが待っていた。中団の外から馬群の真ん中へ向けて切れ込むように差し脚を伸ばしたカワカミプリンセスは、その際、ヤマニンシュクルの進路をカットしたとして12着降着の憂き目を見ることになったのだ。
2着から繰り上がりという予想外の形でGIタイトルを手にしたのは、やはり3歳馬、フサイチパンドラだった。

セレクトセールで牝馬最高価格

 桜花賞2着のアドマイヤキッス、安定感のあるディアデラノビア、オークスと秋華賞の2着馬アサヒライジングらに遅れての7番人気とあまり高い評価ではなかったが、フサイチパンドラもまた、3歳牝馬の中では有力馬の1頭に数えられる存在だった。

2003年のセレクトセール、牝馬としては最高価格で落札されたフサイチパンドラは、早くから注目を集めることになる。デビュー後もその視線を裏切ることなく、6馬身差圧勝の新馬戦、楽々と後続を3馬身突き放したきんせんか賞、オークス2着、秋華賞3着と、素質の高さを示し続けたのである。
いっぽうで気性の悪さも指摘され、それが勝ち切れないレースにつながっている、というのがファンの見立てであった。

価値ある2位入線がタイトルへ

 そんなフサイチパンドラが、このエリザベス女王杯では懸命の走りを見せた。背後にカワカミプリンセスの気配を感じながら中団の外で折り合い、4コーナーでもそのまま大外を通って早めのスパート。壮絶な叩き合いとなった直線では、内で粘るアサヒライジングとアドマイヤキッスを根性で交わし切り、外から猛然と伸びてきたスイープトウショウとディアデラノビアを封じ込めてみせたのだから、価値ある2位入線だった。

勝ちに行くレースを敢行し、潜在能力すべてを出し尽くしたからこそ“初のGIタイトル”という結果もついてきたのである。

 

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