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スイープトウショウ 伝家の宝刀で名牝たちを一蹴[2005年]

33秒台の末脚で秋華賞制覇

 ヘヴンリーロマンスやウオッカなど、時に牝馬は、鮮やかな切れ味を武器に牡馬顔負けの活躍を見せる。スイープトウショウもまた、この系譜に名を連ねる1頭だ。

 2003年秋、新馬戦とファンタジーSを続けて差し切り、翌3歳春には紅梅Sを勝ち、チューリップ賞では直線一気の豪脚を見せつけて、早くからスイープトウショウの切れ味は注目を浴びていた。

 その後は桜花賞5着、オークス2着、ローズS3着と“追い込んで届かず”のレースを繰り返していたが、秋華賞で念願のGI初制覇を果たす。その際に使った上がり3ハロン推定タイムは、メンバー中唯一34秒を切る33秒9。まさに切れる牝馬の面目躍如たる勝利だったといえるだろう。

牡馬を相手に宝塚記念快勝

スイープトウショウ写真

 4歳を迎えた2005年の春、スイープトウショウはさらなる大仕事をやってのける。10番人気に甘んじた安田記念では、持ち前の瞬発力を遺憾なく発揮して2着。勝ったアサクサデンエンにはクビ差及ばなかったものの、1番人気テレグノシスや後の天皇賞馬カンパニーらを置き去りにし、アジア最強スプリンター・サイレントウィットネスを差し切った脚は実に見事だった。

 続く宝塚記念では、タップダンスシチー、ゼンノロブロイ、ハーツクライといった牡馬一線級を相手に差し切り勝ちを収める大金星。いつもより早めの位置取りと仕掛け、それでいて直線でもしっかりと伸びる姿は、スイープトウショウの末脚がいっそうパワーアップしたことをうかがわせるものだった。

牝馬同士なら負けられぬ

 そして、その秋。毎日王冠6着、天皇賞(秋)5着と末脚不発に終わったスイープトウショウは、第30回エリザベス女王杯に挑んだ。実績的にはナンバー1といえるはずだったが、人気はエアメサイアに次ぐ2番手。ローズSと秋華賞を連覇した3歳馬の方が「勢いは上」と見られたようである。

 これに発奮したか、スイープトウショウは久しぶりに伝家の宝刀をギラリと抜いた。

 中団につけたスイープトウショウは、直線で一気にスパート。後方にいたエアメサイアや重賞2連勝中のヤマニンアラバスタらを突き放し、前にいたアドマイヤグルーヴも交わしてエリザベス女王杯3連覇の夢を打ち砕くと、懸命に逃げ粘るオースミハルカを半馬身だけ差し切っての先頭ゴール。武器である切れ味を最大限に使って、3つ目のGIタイトルを手にしたのである。

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