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トゥザヴィクトリー

4歳までG1勝ちなし

トゥザヴィクトリー写真 生きのいい3歳馬か、それとも府中牝馬Sや天皇賞で地力の高さを見せた古馬か。それがエリザベス女王杯における一般的な対決の構図だ。だが、いっぷう変わった臨戦過程でこのレースに挑み、制してしまった馬がいる。2001年の勝ち馬トゥザヴィクトリーである。

3歳時は桜花賞3着、オークス2着、4歳時にはクイーンS、府中牝馬S、阪神牝馬Sと重賞を3勝し、エリザベス女王杯では4着と、立派な戦績を積み上げていたトゥザヴィクトリー。同世代との戦いでは伏兵たちの大賭けに屈し、あるいは1つ年上のファレノプシスに敗れて、いまだGI勝ちこそなかったものの、間違いなく強豪牝馬としてリストアップされる1頭だった。

なんとドバイWCで大健闘

 ところが5歳となった2001年、トゥザヴィクトリーは一気に路線変更、この年の初戦としてダートGIのフェブラリーSを選択した。
トゥザヴィクトリーにとっては生涯初のダート戦、相手は砂で勝利を重ねてきた牡馬の猛者たち。苦しい戦いも予想されたが、トゥザヴィクトリーは4番人気と高い評価を得て、その評価以上の3着と善戦してみせる。

続くレースは、なんとダートの世界一決定戦・ドバイワールドC。果敢にもここに挑んだトゥザヴィクトリーは、スタート直後から軽快なラップで逃げに逃げ、直線半ばまで先頭をキープ。最後はアメリカのキャプテンスティーブに交わされたものの、日本馬歴代最高着順となる2着、誰もが目を見張る大健闘を見せたのである。

強豪との叩き合いを制す

 帰国したトゥザヴィクトリーはたっぷりと休養を挟み、復帰戦として走ったのがエリザベス女王杯だ。
久々の実戦であったことに加え、桜花賞と秋華賞の二冠を達成したテイエムオーシャン、オークスと秋華賞で2着のローズバド、オークス馬レディパステルと、まさに生きのいい3歳勢がそろってトゥザヴィクトリーは4番人気に甘んじる。が、この一戦こそトゥザヴィクトリーのクライマックスとなった。

粘るテイエムオーシャン、差すレディパステルとティコティコタック、追い込むローズバド、そしてトゥザヴィクトリー。5頭横一線となった叩き合いの中から、ハナ差だけ突き抜けたのがトゥザヴィクトリーだったのだ。
芝でもダートでもOK。逃げて良し、差しても良し。万能ともいえるレースぶりで、ついに頂点に立ったトゥザヴィクトリーは、異色の強豪牝馬であった。

 

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