G1特集 第40回 エリザベス女王杯G1特集 第40回 エリザベス女王杯

歴代優勝馬ピックアップ

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鮮やかに飾った引退の花道
2000年 ファレノプシス

歴代優勝馬ピックアップ

前年と同じく札幌記念からの直行となったファレノプシス。引退レースで鋭い末脚が蘇って、見事に優勝。秋華賞以来、約2年ぶりの復活勝利となった。

3歳シーズン後に陥ったスランプ

桜花賞1着、オークス3着、秋華賞1着と、1998年シーズンの3歳牝馬路線を牽引したファレノプシス。ところが、その後長きに渡ってスランプに陥る。

翌99年はマイラーズC10着、京王杯スプリングC5着とマイル路線で挫折。札幌記念2着で復活の兆しを見せたものの、エリザベス女王杯は6着、有馬記念も8着に終わる。5歳となった00年はマイラーズC10着、札幌記念7着という結果。

体調不良や脚部不安、レース中の不利などに次々と見舞われて、使いたくとも使えず、いざ走れば期待を裏切る。そんな2年間を過ごしたのだった。

狙いすましたラストスパート

そうして迎えたのが00年・第25回エリザベス女王杯。4歳からは悲願のタイトルを目指すフサイチエアデール、重賞2連勝で復調アピールのトゥザヴィクトリー、3歳からはオークス馬シルクプリマドンナなどが参戦。だが、ファレノプシスとてG1・2勝の実績馬。これが引退レースということもあり、もう負けるわけにはいかなかった。

5〜6番手でガッチリと手綱を引かれながら走るファレノプシスは、内ラチ沿いで最後のコーナーを回り切り、前で競り合うトゥザヴィクトリーとフサイチエアデールを目標にして脚を伸ばす。一旦はフサイチエアデールが抜け出したものの、最後にはこれを捉えてファレノプシスが先頭でゴールを果たす。

意地と狙いすましたラストスパートで引退の花道を飾ったのである。