G1特集 第82回 東京優駿(日本ダービー)G1特集 第82回 東京優駿(日本ダービー)

歴代優勝馬ピックアップ

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ダービーの舞台で示した力強い復権劇
2009年 ロジユニヴァース

歴代優勝馬ピックアップ

4連勝で臨んだ皐月賞でまさかの14着と大敗を喫したロジユニヴァース。不良馬場となった日本ダービーで内ラチ沿いから力強く抜け出し、あらためて実力を示した。

1番人気の皐月賞で屈辱の14着大敗

好位抜け出しの新馬勝ちを飾った後、札幌2歳S1着、ラジオNIKKEI杯2歳Sは4馬身差、弥生賞も悠々と逃げ切ってデビュー4連勝をマーク。堂々の大本命としてクラシック第一冠へと乗り込んだロジユニヴァース。だが、皐月賞では大きな屈辱を味わうこととなる。単勝オッズ1.7倍という断然人気を背負いながら、直線では伸び切れず14着。栄冠は中団から一気に進出し、1分58秒7の好タイムを叩き出したアンライバルドに持って行かれてしまったのである。

第76回東京優駿(日本ダービー)には2番人気で臨んだロジユニヴァース。ただし、単勝オッズは7.7倍。皐月賞では6.1倍の3番人気だったアンライバルドがここでは2.1倍の1番人気に推され、完全に立場は逆転していた。さらには皐月賞で3着に追い込んだ2歳王者セイウンワンダー、青葉賞を制したアプレザンレーヴなど難敵も揃い、名誉挽回を期すロジユニヴァースにとって、決して楽な舞台とはいえなかった。

直線で内から鮮やかに抜け出す

それでもロジユニヴァースはこの困難なミッションを鮮やかに遂行する。皐月賞と同じ1枠1番ゲートから飛び出すと、大逃げのジョーカプチーノ、2番手追走のリーチザクラウンに続く3番手で力をため、直線、内ラチ沿いから猛然とスパート。パワフルなフットワークを繰り出して、不良馬場に苦しむ後続を置き去りにしていく。

結果は2着争いを4馬身突き放す圧勝。世代ナンバー1の実力をあらためて示した力強い復権劇だった。