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ディープスカイ 「遅れてきた本命馬」の来襲[2008年]

皐月賞馬不在で別路線組が人気

 2008年の春。7番人気のキャプテントゥーレが後続に2馬身半もの差をつけて皐月賞を逃げ切り、その後骨折して休養に入る。これにより日本ダービーでは「皐月賞組軽視」とも取れる人気が作られることとなった。

 皐月賞1番人気3着のマイネルチャールズが2番人気に推され、同4着のレインボーペガサスも5番人気の位置を得たが、別路線組がそれ以上の注目を集めたのだ。

 4番人気は、新馬戦1着、毎日杯2着、青葉賞1着とまだ底を見せていないアドマイヤコマンド、3番人気はダートでデビュー4連勝中、これが初の芝となるサクセスブロッケン、そして1番人気が“変則二冠”を目指すディープスカイだった。

G3・G1連勝で一気に主役の座へ

ディープスカイ写真

 2歳10月のデビューから初勝利までに6戦を要したディープスカイ。500万下で2着、アーリントンCで3着に敗れ、そろそろクラシックの話題に花が咲く3歳3月の時点になっても、この馬に注がれる視線の量は限られたものだった。

 が、ここから状況は一変する。6番人気で出走した毎日杯で力強い差し脚を披露し、アドマイヤコマンドに2馬身半の差をつけて重賞初制覇を飾ったディープスカイは、続くNHKマイルCで1番人気の支持を集め、その期待に堂々と応えてみせる。後方から一気の追込みを決め、ブラックシェルに1馬身4分の3差で快勝を収めたのだ。

 突然の本格化。皐月賞組を凌ぐ末脚。こうしてディープスカイは第75回東京優駿(日本ダービー)へと臨むことになったのである。

大外を突き抜けて変則2冠達成

 直線、好位からスマイルジャックが抜け出していく。リードは十分。レインボーペガサスが食い下がり、マイネルチャールズも脚を伸ばし、NHKマイルC2着のブラックシェルも鋭く迫っていくが、スマイルジャックの勢いも衰えない。

 そんな争いの中にいた各馬は、ディープスカイの前に沈黙せざるを得なくなる。道中は後方集団のインを追走、直線入口では前が壁になったものの、グっと外へと持ち出されて、いざラストスパート。そこから示した切れ味は凄まじく、馬場の大外を鮮やかに突き抜けていく。最後はスマイルジャックを1馬身半差し切っての1着ゴールだった。

 キングカメハメハ以来史上2頭目となるNHKマイルCと日本ダービーの連覇を成し遂げて、“遅れてきた本命馬”ディープスカイがこの世代の頂点に立ったのである。

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