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ネオユニヴァース 父の栄光ここに極まる[2003年]

サンデーサイレンスわが世の春

 1995年の皐月賞馬ジェニュインを皮切りに、いくつもの3歳GIを制してきたサンデーサイレンス。とりわけ2003年の春は、この大種牡馬の持つパワーをまざまざと見せつけられるシーズンとなった。

 牝馬ではスティルインラブが大活躍。シーイズトウショウに競り勝ち、ライバル・アドマイヤグルーヴも3着に押さえて桜花賞を制すると、オークスでも中団からの力強い差し脚で二冠を達成する。

 これに呼応するかのように、牡馬でもクラシック二冠馬が誕生することになる。それがネオユニヴァースだ。

圧倒的な能力で、まず一冠

ネオユニヴァース写真

 前年・2歳11月の新馬戦を快勝したネオユニヴァースは、2戦目・中京2歳Sこそ3着に甘んじたものの、年が明けて3歳となってからはその底力を見せ続けてきた。

 白梅賞ではハッピートゥモローや後のNHKマイルC勝ち馬ウインクリューガーとの叩き合いに勝って1着。きさらぎ賞ではシンザン記念勝ち馬サイレントディールらを封じて重賞初制覇を飾る。スプリングSでは3コーナーからマクって出るというレースで1番人気サクラプレジデントをねじ伏せてみせた。

 こうして晴れて世代ナンバー1の評価を勝ち取ったネオユニヴァースは、皐月賞でも素晴らしい走りを見せた。混戦となった直線、馬群の狭い間隙から鋭く抜け出して、ほぼ勝利を手中にしかけていたサクラプレジデントをアタマ差交わし去っての1着ゴール。第一冠を手にするとともに、“二冠”への挑戦権も獲得したのである。

ゼンノロブロイを内から差して二冠

 そして迎えた第70回東京優駿(日本ダービー)。当然のようにネオユニヴァースは1番人気に推される。相手は、雪辱に燃えるサクラプレジデント、青葉賞勝利で急浮上してきたゼンノロブロイ、サイレントディールと、いずれもサンデーサイレンスの産駒ばかりが単勝オッズ10倍を切るという人気関係だ。

 この一戦でもネオユニヴァースは渾身の走りを披露した。重馬場の直線、まずは2番手追走のゼンノロブロイが抜け出す。これに内から迫ったのがネオユニヴァース。叩き合いの末に半馬身だけ競り勝って、堂々と二冠を達成したのである。

 残念ながら菊花賞は3着、サンデーサイレンス産駒初の三冠は成し遂げられなかったものの、歴史的種牡馬が送り出した強豪の1頭としてファンの心に記憶されるには十分な、春シーズンの快走であった。

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