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ミホノブルボン スピードに磨きをかけた逃走劇で二冠制覇[1992年]

デビューから4連勝で皐月賞へ

 超一級といえるスピードを、ミホノブルボンは持っていた。なにしろ1000mの新馬戦では、出遅れながら直線だけでゴボウ抜き。並ぶ間もなく前を交わし去って58秒1という好タイムを叩き出したのだ。

 その後も2戦目の500万下では2着に6馬身差の圧勝劇を披露し、朝日杯3歳Sでは懸命に食い下がってくるヤマニンミラクルをハナ差振り切っての勝利でG1初制覇を飾る。

 明けて1992年。シーズン初戦として臨んだスプリングSでは1番枠スタートから一気にハナを奪うと、あの快足馬サクラバクシンオーを楽々と振り切って直線ではひとり旅。後続に7馬身もの差をつけて逃げ切ってしまう。

 当然のように、ミホノブルボンは圧倒的1番人気で皐月賞に挑むこととなる。

鍛えて強くなり、まずは皐月賞制覇

ミホノブルボン写真

 ミホノブルボンの父は、桜花賞馬エルプスや阪神3歳Sのコガネタイフウを出したマグニテュード。そのことから「本質的にミホノブルボンはマイラー」との声が根強くあった。ミホノブルボンを管理する戸山為夫調教師もそんなことは承知の上。だが、「鍛えれば強くなる」という信念のもと、“スパルタ”と評されるほど過酷なトレーニングをミホノブルボンに課してきた。栗東の坂路コースでは、古馬をも凌駕するタイムで何本も駆け上がるミホノブルボンの姿が常に見られた。

 そのハードワークの結実こそ、デビューからの4連勝。そして皐月賞でもミホノブルボンはスピードで他馬をねじ伏せる。

 スタートしてすぐアッサリと先頭に立ったミホノブルボンは、そのままマイペース。ただし、この馬のマイペースは後続からスタミナを奪い去る速さ。直線でも詰め寄る馬はおらず、最後は手綱を抑える余裕まで示しての2馬身半差でミホノブルボンは第一冠を制したのだった。

距離も馬場も関係ない圧勝

 第二冠・日本ダービーでもミホノブルボンのスピードは健在だった。いや、さらなる凄みすら感じさせるものだった。

 単勝オッズは皐月賞の1.4倍から2.3倍にアップ。2400mの距離とスピードを削ぐ稍重の馬場に「ミホノブルボン危うし」の声があがったせいだ。が、まったく問題なし。ここでもミホノブルボンは悠々と逃げ続け、ライスシャワーとマヤノペトリュースの2着争いを4馬身後ろに見ながらゴールを駆け抜ける。

 競走馬にとって何物にも代えがたい最大の武器=スピードに、厳しいトレーニングで磨きをかけて成し遂げた二冠達成だった。

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