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第78回 東京優駿(日本ダービー)特集 2011年5月29日(日)15時40分発走 東京競馬場 芝2400m

【オルフェーヴル】東京の皐月賞で3馬身差

オルフェーヴル写真
皐月賞で豪快に3馬身突き抜けたオルフェーヴル

混戦と言われた皐月賞だったが、終わってみればオルフェーヴルがメンバー中最速となる上がり34秒2の末脚を繰り出し、3馬身も突き抜けての完勝。巧みなコース取りで展開も向いたが、今年の皐月賞は東京で行われたため、この3馬身差は大きな意味を持つ。なおかつ、同馬にとっては課題だったのが左回り。内に刺さることなく、真っすぐ伸びたという点も収穫だ。全兄ドリームジャーニーを超える完成度を見せており、血統通りならば距離の2400mも全く心配ない。折り合いがついて、うまく捌くことができれば2冠制覇は現実のものとなりそう。


【サダムパテック】コースは歓迎も距離延長がどうか

サダムパテック写真
スタート決めて巻き返したいサダムパテック

1番人気に支持された前走皐月賞はスタートで出負け。しかし、すぐに中盤まで挽回し、内々で脚を溜めての追走。最後の直線も内から馬群を捌き2着に入った。エンジンがかかったのはオルフェーヴルが勢いよく抜け切った後だったし、スタートが五分ならばもう少し差が詰まっていたかもしれないが、果たして逆転に至ったかどうか。それぐらい勝ち馬が強く、3馬身差というのは大きく感じる。父がフジキセキなので、距離が伸びてあまりよさそうなタイプではない。引き続き東京コースは歓迎だが、勝ち切るのは容易ではないように見える。


【ウインバリアシオン】青葉賞で一気の差し切り

ウインバリアシオン写真
青葉賞を大外一気で差し切ったウインバリアシオン

デビュー戦と野路菊Sを連勝し、一躍クラシック候補に挙げられたがその後はひと息の競馬が続いた。ラジオNIKKEI杯2歳S4着、きさらぎ賞4着、弥生賞7着と重賞で3連敗を喫した。皐月賞は不出走で、前走は青葉賞から出直し。6番人気ではあったが、後方追走から最後の直線だけで一気の追い込みを見せての差し切り勝ち。復活をアピールした。2連勝した時も速い上がりをマークしており、父ハーツクライのように末脚を存分に生かせる競馬が合っているのだろう。ただ、前走はあまりにもペースが遅すぎた。今回は相手も強くなるし、本番に繋がるかは微妙だ。


【トーセンレーヴ】良血馬で末脚は鋭いが

トーセンレーヴ写真
プリンシパルSを連闘で制したトーセンレーヴ

半兄姉にアドマイヤオーラやブエナビスタがいる良血馬で、デビュー前から注目度は高かった。その期待に応えて新馬→アルメリア賞と連勝。しかし、その後は毎日杯3着、青葉賞3着と惜敗が続いた。前走プリンシパルSは気合の連闘。ムーンリットレイクとの叩き合いを制し、ギリギリ日本ダービーへの出走権を獲得した。ここまで上がりの競馬ばかりで、常に上がり3ハロンはメンバー中上位ではあるが、何かが少し足りない印象。年明けから5戦を消化し、これ以上の上積みもどうか。高いポテンシャルは秘めるものの、ここで皐月賞組をまとめて負かすのは厳しいかも。


【クレスコグランド】3連勝でダービーに挑戦

クレスコグランド写真
3連勝で京都新聞杯を勝ったクレスコグランド

年明けのデビューから4戦目、3月の阪神芝2200mで初勝利を飾った。続くムーニーバレーレーシングクラブ賞は重馬場の中、勝利。そして前走京都新聞杯は中団追走から、最後の直線は先に抜け出たユニバーサルバンクをゴール寸前で外から差し切って優勝。3連勝で重賞初制覇を飾った。父はダービー馬で、種牡馬としてはウオッカを輩出。日本ダービーに縁がある血統で、東京芝2400mは初めてながら魅力的な舞台だ。しかし、現時点での総合力では疑問が残るところ。過去10年、京都新聞杯からダービーで好走した馬はハーツクライとインティライミがいるが、彼らが同レースで見せたパフォーマンスと比較すると見劣る感は否めない。さらに上積みがほしいところ。


【ナカヤマナイト】巻き返しを狙う実力馬

ナカヤマナイト写真
共同通信杯で鋭い瞬発力を見せたナカヤマナイト

前走皐月賞は2番人気に支持されて結果は5着。中団馬群で脚を溜めて、最後の直線は馬場の真ん中より外目から追い出したが、もうひとつ弾けなかった。トライアルを使わずに共同通信杯以来の実戦となったことが微妙に影響したのだろうか。デビュー以来、3着以内を外さない安定した成績を残してきた馬が、初めて馬券圏内から外れてしまった。ペースや距離、競馬場は不問のタイプで、どんな展開になっても対応できる自在性が武器。実力的にも見限れない。前走を叩かれての上積みを見込んで、ここでもう一度期待する手はあるだろう。


【コティリオン】不安と期待が半々

前走NHKマイルCはダッシュが鈍く、ほぼ最後方からの追走。最後の直線は大外に行き、メンバー中最速となる上がり33秒4の末脚で追い込んで2着に入った。瞬発力はさすがに鋭く、G1でも通用するところを見せたが、こういう大味な競馬しかできないことがこの馬の弱点。前走はマイル戦で流れも速かったため、折り合いはついたが、序盤から控えざるを得ない。今回も抑え込んで道中どこまで我慢できるか。かなり行きたがりながらも内で押さえて末脚を爆発させた毎日杯のような競馬ができるかどうか。不安と期待が半々といったところ。

【トーセンラー】皐月賞は苦しい競馬

前走皐月賞はきさらぎ賞からの直行という鬼門のローテーションの上、8枠からの発走。終始外を回る展開となりながらもジリジリと脚を伸ばして7着と、それほど悪い内容ではなかった。きさらぎ賞ではオルフェーヴル、ウインバリアシオン、コティリオンら後の実績馬を軒並み押さえての優勝と、潜在能力は侮れないものがある。同レース好走馬と日本ダービーとの相性もよく、近年ではスマイルジャックやアサクサキングスが人気薄ながら2着と激走を果たしている。巻き返しがあってもおかしくはない。

【デボネア】デットーリ騎手で大一番に挑む

小倉芝2000mの未勝利戦をレコード勝ちし、淀みない流れとなった京成杯で2着。530キロ台の大型馬の割には、小回りで差し脚を生かすタイプに見えたが、前走皐月賞では14番人気で4着。出遅れながらも最後の直線で馬群を捌き、伸び脚は目立った。やはり道中はある程度速く流れた方がよさそうだが、東京コースでも十分にメドが立ったのは収穫だ。世界的なオーナーブリーダーであるシェイク・モハメド氏の持ち馬で、当日は名手L・デットーリ騎手が騎乗予定。過去にJCやJCダートで見せてきた、神業とも言える彼の手綱さばきにも大いに注目だ。

【ベルシャザール】2走前は皐月賞馬と接戦

スプリングSでは好位追走から踏ん張ってオルフェーヴルと0.1秒差の2着。それを考えると残り200mで脱落してしまい、11着に終わった皐月賞の競馬は不満が残った。淀みないペースではあったが、逃げたエイシンオスマンからは少し離れての単独2番手。結局は苦手な瞬発力勝負になったとはいえ、全く抵抗できずに失速してしまったのは残念だ。共同通信杯は出負けもあっての4着。長距離輸送、あるいは東京コースがあまりよくない可能性はあるが、気持ちよく先行できればもう少し頑張れるはず。

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