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ベルシャザール ダート路線に転向して辿り着いた頂点[2013年]

芝路線を歩むも突き抜けられず

 歴代のダート王には、芝で一定以上の実績を残してから砂へ転向したというタイプも多い。NHKマイルCの覇者クロフネ、朝日杯フューチュリティSを制したアドマイヤドン、ラジオたんぱ杯2歳Sを勝ったヴァーミリアンなどが好例だ。

 ベルシャザールも当初は芝路線を歩んでいた。2歳暮れのホープフルSではナカヤマナイトらを破ってオープン勝ちを果たし、同期にオルフェーヴルがいる不運にもうつむくことなく、皐月賞11着、日本ダービー3着、菊花賞17着と、3歳クラシック三冠を皆勤で走り切ったのも立派だった。

 ただし、見方を変えれば、突き抜けられなかったともいえる。3歳時は未勝利。4歳時には骨折、長期休養を余儀なくされたこともあり、結局ホープフルSから2年以上も勝利から遠ざかることになったのだ。

ダート路線に転向して勢いに乗る

ベルシャザール写真

 が、休養明けの一戦、準オープンのダート1800mで3着と善戦すると、そこからはダート路線に定着。これが奏功し、瞬く間に強豪の一角へと成長していく。

 復帰2戦目の白川郷Sでは2着を5馬身突き放し、久々の勝利をマーク。ラジオ日本賞はグラッツィアの2着に敗れたものの、続くブラジルカップでは好位から抜け出し、1着でオープン勝ちを果たす。さらに武蔵野Sでは、プロキオンS1着のアドマイヤロイヤル、ユニコーンSを勝ったベストウォーリアらとの競り合いを制し、1番人気に応えて勝利を収めたのである。

 かつて芝で苦労したことが嘘だったかのように、順調なステップを見せて重賞初制覇。こうなると次の目標はG1だ。ベルシャザールは第14回ジャパンカップダートへと挑むことになった。

並み居る強豪を打ち破ってタイトル奪取

 帝王賞やJBCクラシックを快勝したホッコータルマエ、東京大賞典の勝ち馬ローマンレジェンド、さらには古豪エスポワールシチー、前年の勝ち馬ニホンピロアワーズと2着馬ワンダーアキュートなど、さすがに相手は揃ったが、ここでもベルシャザールは勢いと力強さを見せつけた。

 後方から馬群の外を徐々に押し上げていったベルシャザールは、直線でパワフルに伸びる。粘るホッコータルマエを捉え、ワンダーアキュートの追撃も振り切って1着。怪物オルフェーヴルと戦い続けた経験、そして隠されていたダート適性を見事に開花させて、頂点へと辿り着いたのだった。

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