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エスポワールシチー 路線変更から破竹の快進撃でGI制覇[2009年]

初めてのダートで7馬身差圧勝

 2008年の3歳春に遅いデビューを迎えたエスポワールシチー。当初は芝のレースを使われ、安定した走りは見せていたものの7戦して1勝止まり、いまひとつ突き抜けられないでいた。

 初めてのダート戦を迎えたのが夏、500万下・小倉ダート1700mのレース。ここでエスポワールシチーの未来は大きく動くことになる。なんと後続に7馬身もの差をつけて逃げ切ってしまったのだ。

 もともと父ゴールドアリュールはフェブラリーSや東京大賞典を勝つなどダートで大成した馬、母エミネントシチーも3勝中2勝をダートであげており、母父ブライアンズタイムもタイムパラドックスなど数多くのダート巧者を送り出してきた種牡馬だ。路線変更を阻む要素など、どこにもないといえた。

瞬く間に駆け上ってタイトルを獲得

エスポワールシチー写真

 いったん砂の頂上へ目標を定めると、エスポワールシチーは大躍進、出世街道をひた走っていく。

 1000万下特別を制し、準オープンも5馬身差で圧勝、トパーズSを楽々と逃げ切ってオープン勝利を飾るとともにダート4連勝をマーク。明けて4歳となった2009年には、まずは平安Sがクビ差の2着。サクセスブロッケン、カジノドライヴ、カネヒキリによる壮絶な叩き合いとなったフェブラリーSはゴール前まで逃げ粘っての4着と、トップクラスに混じっても十分戦えることをアピールした。

 そしてマーチSで重賞初制覇を果たすと、かしわ記念(船橋)では強敵カネヒキリを撃破して初のJpnIタイトルを獲得。さらにマイルチャンピオンシップ南部杯(盛岡)ではサクセスブロッケンに4馬身差をつけてJpnI2連勝を達成する。

3馬身半差の逃げ切りで砂の頂上へ

 とどまるところを知らぬ勢い。もちろん、堂々の大本命として第10回ジャパンカップダートへ臨むことになったのだった。

 帝王賞とJBCクラシックを制して健在ぶりを示したヴァーミリアンを筆頭に、圧倒的なレースで3連勝をマークしたワンダーアキュート、サクセスブロッケンにシルクメビウスなど、実績豊富で骨っぽい面々が揃ったこのレース。だが、エスポワールシチーの逃げ脚には誰も及ばなかった。

 マイペースを刻み、直線でも脚色を衰えさせず、追い込んだシルクメビウスに3馬身半差をつけての逃げ切り勝ち。安定した先行力とスピードを武器に、砂の頂上へと登り詰めたのであった。

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