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ヴァーミリアン ダート最強馬誕生の瞬間[2007年]

JRA史上最多重賞勝ち馬

 GIとJpnI合わせて9勝、重賞トータルで13勝という数字はJRA史上最多(2010年11月現在)。皇帝シンボリルドルフ、英雄ディープインパクト、あるいは女王ウオッカらをも上回る実績である。その内容も、フェブラリーSの完勝、JBCクラシックの3連覇、後続をちぎり捨てた川崎記念や帝王賞など輝きに満ちており、2007年にはJRA賞最優秀ダートホースに選出、NARグランプリでも特別表彰馬となった。

 間違いなく日本の競馬史に残る1頭であり、ダートでは最強馬として認識しているファンも多いはず。もちろん、ダート最高峰の一戦・ジャパンカップダートでも勝利を収めている。2007年、第8回の競走だ。

いざ最強馬への道を駆け上がる

ヴァーミリアン写真

 その年、ヴァーミリアンは一歩ずつ着実にダート最強の地位を固めつつあった。川崎記念で初のJpnIをつかみ取り、勇躍挑んだドバイワールドカップでは4着。帰国初戦となったJBCクラシックでは、このレース連覇中で当時のダート界に君臨していたブルーコンコルド、ジャパンダートダービーを勝利したばかりの船橋のフリオーソと激突。これを4馬身差の圧勝で制すると、いよいよ覇権を確かなものにするべく、第8回ジャパンカップダートへと進んだのである。

 対するは、1000万下、準オープン、シリウスSと3連中の3歳馬ドラゴンファイヤー、強烈な末脚で平安S、東海S、エルムSを差し切ったメイショウトウコン、砂に活路を求めたフサイチホウオー、前年の3着馬フィールドルージュといった面々。海外からも3頭が参戦しており、とりわけアメリカのスチューデントカウンシルは、G1とG2を連勝してきた実績から強敵と目されていた。

コースレコードを1秒以上破って完勝

 これらをヴァーミリアンは、1番人気に応えて一蹴してみせる。

 スタートは、さほど速くなかった。だがエイシンロンバードらが引っ張るレースは各ハロン11秒台というハイペースになり、中団を進むヴァーミリアンには申し分のない展開。厳しい流れにもかかわらず3コーナーからジワリジワリと進出したヴァーミリアンは、遂に直線で本領を発揮する。

 粘る先行馬を瞬く間に交わし、上手くインを突いたフィールドルージュも差し、1馬身4分の1差でゴールへ。勝ちタイム2分6秒7は、コースレコードを一気に1秒以上縮める破格の時計だ。

 これこそ、ダート最強馬の誕生を誰もが実感した瞬間だった。

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