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ウイングアロー

ダート交流元年に誕生した名馬

 1995年、中央のGIが地方馬に、地方のビッグレースがJRA所属馬に開放され、以来、一気に双方の交流は進んだ。特に“ダート日本一”の座を巡る戦いは、いまや、あらゆる地でおこなわれるあらゆるレースで繰り広げられているといっていいだろう。

ウイングアロー写真 この開放元年に誕生したのがウイングアロー。のちにJRA賞最優秀ダートホースとダートグレード競走最優秀馬(中央・地方を問わない、事実上のダート日本一)の両タイトルを獲得する存在である。

全国を転戦しながら力をつける

 中央所属でありながら初勝利を地方・名古屋の交流競走であげたウイングアローは、同じく名古屋の名古屋優駿で重賞初制覇、旭川でグランシャリオCを勝利、中央に戻ってユニコーンS1着、大井ではスーパーダートダービー優勝と、日本各地で勝ち鞍を重ねた。

その後も、水沢のダービーグランプリ2着、盛岡のマイルチャンピオンシップ南部杯3着、中央の東海ウインターS2着と、勝ち切れないまでも堅実な成績を残したウイングアローが、初めてGIの冠を戴いたのは2000年の5歳時、フェブラリーSでのこと。ペリエ騎手を背に、直線入口最後方の位置から一気に差し切るという豪快なレースぶりで勝利を飾る。

以後も、大井の帝王賞で5着、旭川のブリーダーズゴールドカップ1着、マイルチャンピオンシップ南部杯2着と、相変わらず各地を転々とし、そして挑んだのが、この年に新設されたダートGI、第1回ジャパンカップダートだった。

コースレコードの圧勝劇

 ウイングアローは、帝王賞を勝ったファストフレンド、ダートの本場である北米から参戦のユーカー、地方・上山のさくらんぼ記念で後続を6馬身ちぎったタマモストロングに続く4番人気。だが、いちど勲章を手にした自信、日本各地をタフに駆け回って磨き続けたパワーが、ウイングアローに素晴らしい走りを実現させることになる。

レギュラーメンバーとロードスターリングが速いペースで引っ張ったが、ウイングアローは楽々と追走。それどころか3コーナー過ぎからマクるようにしてポジションを上げていく。トップギアに入った直線では、完全に独走。2着サンフォードシチーに3馬身半差、2分7秒2というコースレコードも叩き出して完勝の1着ゴール、ジャパンカップダート初代勝ち馬の座を獲得したのである。

  それはまさに、ダート日本一の名にふさわしい快走だった。

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