G1特集 第18回 チャンピオンズカップG1特集 第18回 チャンピオンズカップ

調教情報

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サウンドトゥルー

前走の4日後には早くも馬場入りを再開して入念に乗り込まれており、昨年と同様に意欲的な調整過程といえる。ここ2週は大野騎手を背に坂路で単走で追われ、先週は800m53秒を切った馬が5頭しかいなかった重い馬場で大外を回って53.7秒の好時計をマーク。今週は終い重点でやや軽めの内容だったが、動きは悪くなかった。上積みこそ感じられないが、好状態を維持している。

テイエムジンソク

前走の5日後には坂路入りを再開し、中間は4本の追い切りをこなしており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は武英調教師を背に追われ、先週はWコース単走で1000m64秒台と強めの内容を消化。今週は坂路で僚馬と併せ、道中行きたがった分最後はやっとの併入と見映えはしなかったが、動き自体には全く問題ない。実戦では初となる左回りが課題だが、体調面は万全だ。

アウォーディー

関東でのJBCを叩いての出走というのは昨年と同じだが、今年の方が追い切り本数も増え、全体的な負荷も増しており、巻き返しへ向けて意欲的な調整過程といえる。今週は武騎手を背にWコースでオープン馬と併せ馬。4角で内に併せ、ラスト250mから手綱を動かされたが、劣勢の手応えで併入となった。ただWコースの調教で動くタイプでもなく、力は出せる状態と見ていい。

ケイティブレイブ

前走からほぼ中3週という間隔ながら、軽めのものを含めると6本もの追い切りをこなしており、調整過程は順調そのものといえる。ここ2週は福永騎手を背に坂路で僚馬と併せ、先週は追いついてから最後は少しだけ遅れてしまった。今週は同じ馬相手に先着したものの、相手の手応えにはまだ余裕があった。2週ともにやや物足りない動きで、近走からの上積みは感じられない。

ロンドンタウン

帰国検疫の後、放牧を挟んで11月上旬に栗東へ帰厩。9日から今週にかけて4週続けてWコースで長めからの追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は助手を背に単走で追われ、先週は1000m64秒台と強い負荷をかける内容を消化。今週はラスト100m手前から追われたが、見た目以上に速い時計が出る好調教だった。実力をきっちり出し切れる好仕上がりだ。

その他の出走馬

カフジテイクは坂路でルメール騎手を背に格下馬を追走する形から、最後は強めに追われて併入に持ち込んだ。ただ時計的にも特筆すべきものはなく、絶好調時と比べると今一息。ノンコノユメは助手を背にWコース単走で追われたが、調教駆けしないタイプとはいえいつも以上に動けなかった。ただ、今週の美浦Wコースはかなり時計を要す馬場で、それを考慮すれば問題ない範囲か。キングズガードは藤岡康騎手を背にWコースで僚馬を追走する形から直線は強めに追われたが、終始馬なりの相手に最後まで追いつけなかった。ただ調教駆けしない馬で時計的には走れており、現時点での実力は出せる状態と見てよさそうだ。